出版社内容情報
【目次】
0. はじめに：流れ模様の種類とその意味
1. 極低レイノルズ数流れ
1.1 低レイノルズ数における円柱まわりの流れ
1.2 平板，半円孤まわりの極低レイノルズ数流れ
1.3 壁近傍を進行する円柱，平板まわりの極低レイノルズ数流れ
1.4 壁近傍を進行する正三角柱まわりの極低レイノルズ数流れ
1.5 壁近傍を置かれた円柱まわりの極低レイノルズ数流れ
1.6 前後に置かれた２円柱まわりの極低レイノルズ数流れ
1.7 他
2. 中間レイノルズ数流れ
2.1 円柱まわりの中間レイノルズ数流れⅠ
2.2 円柱まわりの中間レイノルズ数流れⅡ
2.3 球まわりの中間レイノルズ数流れⅠ
2.4 球まわりの中間レイノルズ数流れⅡ
2.5 平板まわりの中間レイノルズ数流れ
3. 非定常流れ
3.1 急出発円柱まわりの流線と統合流脈
3.2 急出発円柱背面付近の流れ
3.3 高レイノルズ数における急出発円柱背後の流れ
3.4 急出発平板まわりの流れ
3.5 一様加速円柱まわりの流れ
3.6 急出発楕円柱背後の流れ
3.7 他
4. カルマン渦列
4.1 円柱後方のカルマン渦例の流線模様
4.2 円柱後方のカルマン渦例の統合流脈とタイムライン
4.3 流れの平行な平板後方のカルマン渦列
4.4 カルマン渦列の流線と流脈
4.5 静止から出発した円柱後方のカルマン渦列の発達仮定
4.6 層流後流に及ぼす人工攪乱の効果
4.7 他
5. 高レイノルズ数流れ
5.1 高レイノルズ数における円柱まわりの流れ
5.2 高レイノルズ数における円柱表面の油膜模様
5.3 高レイノルズ数における球の後流の構造
5.4 超臨界レイノルズ数における球近傍の流れの構造
5.5 静水中を自由降下する油滴の後流
5.6 負のマグナス効果
6. 乱流
6.1 平板境界層の層流から乱流への遷移
6.2 乱流境界層の２次元的大規模秩序構造
6.3 乱流境界層の縦断面
6.4 乱流境界層の３次元的大規模秩序構造
6.5 乱流境界層の縦筋構造Ⅰ
6.6 乱流境界層の縦筋構造Ⅱ
6.7 他
7. その他の流れ
7.1 平板上に置かれた円筒まわたの流れ
7.2 物体前方に張られた細線後流の挙動
7.3 水面に直角な円柱の首飾りの渦巻
7.4 斜め円柱の首飾り渦巻
7.5 船の首飾り渦巻
7.6 振動球まわりの水面波
8. あとがき
9. 索 引
内容説明
この本は、実際の粘性流体の運動を流れの可視化技術を用いて撮影した約３００枚の写真について、その流れの仕組みと物理的意味を数式を使わないで説明したものです。
目次
第１章 極低レイノルズ数流れ
第２章 中間レイノルズ数流れ
第３章 非定常流れ
第４章 カルマン渦列
第５章 高レイノルズ数流れ
第６章 乱流
第７章 その他の流れ
