出版社内容情報
町はずれにぽつんとたつ、小さな仕立て屋さん。ある日、店の前にたいこのばちが落ちていたので、「落とし物、おあずかりしています」と、はり紙をしたところ……、ばちをうけとりにきたのは、鬼の少年。つぎの日の夜にもたずねてきて、たいこをなおしてほしいというのですが……。
仕立て屋さんは、鬼の少年に、鬼の家の宝だという金の針をたくされ、天や森の仲間たちともかかわることに……。ふしぎで心あたたまる物語。
内容説明
町はずれの小さな仕立て屋さんのまえに、たいこのばちが落ちていました。落とし物のはり紙をしたところ…、雪のふる夜に、うけとりにきたのは、鬼の子。鬼の子は、たいこをなおしてほしいというのですが…。金の針がつむぐ、ふしぎな物語。
著者等紹介
茂市久美子[モイチクミコ]
岩手県生まれ。会社勤務を経て執筆活動に入り、『おちばおちばとんでいけ』(国土社)でひろすけ童話賞を受賞
こみねゆら[コミネユラ]
熊本県生まれ。東京藝術大学・大学院修了。留学先のフランスで絵本と人形の仕事をはじめる。『オルゴールのくるくるちゃん』(講談社)で第47回講談社出版文化賞絵本賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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