内容説明
韓国歴史学界の泰斗が語りつづける韓日両国の過去と未来への真摯な問いかけ。
目次
序章 「家永教科書裁判」と韓国の一知識人
第1部 日本の歴史教育への提言(60年代・日本史教科書の韓国史関係記述について;70年代・日本史教育における韓国史の問題点;日本では韓国史をどのように歪曲したか;日本と韓国における歴史教育の問題点;歴史教育の国際的視角―21世紀の歴史教育を展望しながら;日本の歴史教育における韓国史取扱いの問題・80年代―21世紀韓日関係の発展の根底を設定するために;望ましい韓日両国の歴史教育のために)
第2部 韓日関係史の再検討(日本文化は韓国でどう見られているか;壬辰・丁酉倭乱時の朝鮮人俘虜・奴隷問題;朝鮮後期=江戸時代韓日交流史の位相;韓国の日本歴史研究はどこまできたか)