シリーズ・日本史のなかの考古学
荘園の考古学

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  • サイズ A5判/ページ数 211p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784250201257
  • NDC分類 210.3
  • Cコード C3321

内容説明

8世紀から16世紀にわたる荘園の諸相を、遺構・遺物に基づいてモデル化。政治・経済・宗教など総合的な視点から、東西日本における荘園の景観と経営実態を復元する。

目次

1章 荘園入門(荘園の定義;荘園図・荘園絵図;荘園の集落と耕地景観 ほか)
2章 古代荘園遺跡の諸相(荘所と各種経営拠点の型;生産と流通;宗教 ほか)
3章 中世荘園遺跡の諸相(荘所と各種経営拠点の型;生産と流通;宗教 ほか)
終章 荘園遺跡にみる古代・中世の考古社会史

著者等紹介

宇野隆夫[ウノタカオ]
1950年熊本県に生まれる。1974年京都大学文学部史学科卒業、1977年京都大学大学院文学研究科博士課程1年単位取得退学。富山大学人文学部教授を経て、1999年より国際日本文化研究センター研究部教授。主たる専門領域は日本考古学であるが、時代を限らず考古資料から政治・経済・宗教を復元して、その総体を社会史として記述することを試みてきた。また現在は、日本文化・社会の東アジアにおける国際性と、世界各地の事例との比較にとりくんでいる
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