シリーズ日本近代からの問い
「無産階級」の時代―近代日本の社会運動

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  • サイズ B6判/ページ数 239p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784250200182
  • NDC分類 361.85
  • Cコード C3021

内容説明

社会運動の高揚を迎えた日本の1920年代。農村と都市における「階級」運動の構造を分析し、大衆社会・大衆民主制の形成過程をさぐる。

目次

第1章 階級社会状況の成立(歴史的用語としての「無産階級」;社会変容の性格)
第2章 無産階級論の諸相(「ロシア革命=労農同盟」型無産階級論;政治的多元主義にもとづく倫理的無産階級論 ほか)
第3章 無産階級運動の構造(都市と農村;農村社会運動 ほか)
第4章 階級の成立と地域社会―労働・農民運動組織化とその影響(明治地方自治制の不適応;労働・農民運動と地方自治 ほか)