- ホーム
- > 和書
- > 文庫
- > ティーンズ・ファンタジー
- > 徳間デュアル文庫
内容説明
三百億個の微細な立方体に“混断”された被害者。倒れもせず、死にもせず、彼は佇みつづけていた―。超次元的能力をもつ感応者と人との間で、拡がっていく憎悪が生みだした、いびつな事件。そのきしみの中で、捜査官パットは、敵対する立場にあるはずの超感応少女ラファエルとともに、真相を追いはじめる。新鋭が描くSFハードボイルド中篇、書き下ろしでここに登場。
著者等紹介
冲方丁[ウブカタトウ]
1977年2月14日、岐阜県生まれ。1996年「黒い季節」で第1回スニーカー大賞金賞を受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Dai(ダイ)
12
ハリウッド映画の大作の予告編を見せられた感じ。ここからが面白くなるとこなのに~って。2017/01/01
柊龍司@中四国読メの会&読メ旅&読食コミュ参加中
8
この設定、この世界で結構な長編が書けそうなのにこの短さ。人間が次の段階に進化するのか、他の種の進化によって滅ぼされるのか、SFのメインテーマの一つですねぇ。2010/09/26
不羈
2
是非、続編を書いて欲しい1つです。
PSV
2
冲方丁としては驚異の短さ。これだけ読みやすい冲方ははじめてだ。 80点2009/09/13
medihen
1
なんだか凄い設定が背景となっているようなのにもったいないコンパクトさ。が、その分、冲方的様式美を純粋に楽しむには良いかも。2004/03/18