内容説明
ケーキやさんにいったヤギくん。アップルパイをかってきたっていうんだけどあれれ、なんにももってない。どうしてかっていうとね…『すてきなあまやどり』のなかよしコンビ、ヤギくんとブタくんのかけあいがのほほんと楽しい、動物たちの表情やしぐさが魅力的な絵本。絵の中にかくれたパイどろぼうをさがしてね。
著者等紹介
ゴルバチョフ,バレリー[ゴルバチョフ,バレリー][Gorbachev,Valeri]
1944年、ウクライナ共和国のキエフ生まれ。1991年ソビエト連邦の崩壊で、アメリカへ移住。『おかあさんがいちばん』(講談社)でペアレントガイド「チルドレンズメディア」賞受賞。以後多数の絵本を出版し、各国で翻訳されている
なかがわちひろ[ナカガワチヒロ]
1958年生まれ。埼玉県在住
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まさまま
24
アップルパイはどこに?アップルパイは最初からあったのか、なかったのか?シャレかホラか、はたまた夢か、誘うための口実か?ページを行きつ戻りつしていると、いたずら好きの少年のような作者と目があった。雲をつかむような話だけど、ぶたさんとやぎさんが仲良しなことがわかったから、まぁいっか😊😊2022/01/15
メープル
17
アップルパイはどこへいったのかなぁ??ヤギくんの妄想話しかな??ブタくんがヤギくんの話を一生懸命聞いてる姿が素直で可愛い。なかがわちひろさんのあとがきを読むと。想像が膨らむ楽しさでまた見返してしまいました。中1息子にははまり、色々と想像できて楽しかった。小2娘は良くわからなかった。でした。2022/03/15
mntmt
17
ヤギとブタの会話で話が進んでゆくところが好きだな。2016/06/23
anne@灯れ松明の火
14
旅先の「空とこども絵本館」で。ゴルバチョフさん追っかけ中。読友さんご紹介。『すてきなあまやどり』のブタくん・ヤギさんシリーズ2。今度はヤギさんの体験をブタくんが聞く形。でも、ヤギさんの体験話、ホントかな?(笑)2013/06/01
ニャーテン
11
「アップルパイは どこ?」と尋ねるブタくんに「どろぼうに とられちゃったんだよ」と答えるヤギくん。そこから始まる、めくるめくアップルパイの行方。各ページ嬉々としてパイどろぼうを探していた5歳7ヶ月の息子だったが、訳のなかがわさんのあとがきまで読み聞かせたら、最後のヤギくんの顔を指差して「あやしい~」を連発wいろんな方向に想像が広がっていく楽しさを秘めた絵本だった。読後アップルパイをパイナップルと言い間違えたまま、ああだこうだと熱く感想を語っていた息子。ええと…アップルパイどこいった?w2021/06/01