内容説明
はるになったら、ちいさなおねえちゃんがちいさなおとうとにしてあげたいこと。それはね…。愛情いっぱい、そしてちょっぴり背のびした語りかけと気もちにそっとよりそう絵が忘れがたい絵本。
著者等紹介
ゾロトウ，シャーロット［ゾロトウ，シャーロット］［Ｚｏｌｏｔｏｗ，Ｃｈａｒｌｏｔｔｅ］
１９１５年、アメリカのヴァージニア州生まれ。子どもの本の作家・編集者。著書は７０冊を超え、編集者としての功績と共に数多くの賞を受賞している。代表作に、「あらしのひ」（ほるぷ出版・１９５３年度コールデコット賞）などがある。子どもの気もちをとらえる特別な目をもつ作家として、多くの読者から敬愛されている。ニューヨーク州在住
ウィリアムズ，ガース［ウィリアムズ，ガース］［Ｗｉｌｌｉａｍｓ，Ｇａｒｔｈ］
１９１２‐１９９６年。アメリカのさし絵画家・絵本作家
おびかゆうこ［オビカユウコ］
国際基督教大学教養学部語学科卒。出版社勤務、ドイツ留学を経て、児童書の翻訳や絵本の創作にたずさわっている
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆのん
45
【絵本】小さな弟にお姉ちゃんがしてあげる事が描かれているのだが、その内容がとても可愛らしい。弟をとっても大事にしている気持ちが伝わってくる。3082019/10/09
ベーグルグル （感想、本登録のみ）
41
春になったら、お姉ちゃんになった女の子が、小さな弟へしてあげたい事がいっぱい。姉の愛情たっぷりです。私にも弟がいるが、小さい頃はこんな事なんて考えた事がなかったなあ～(笑)。2022/03/30
chiaki
37
お姉ちゃんになった小さな女の子は、春になったら弟にしてあげたいことがたくさん♡お姉ちゃんになった喜びと、愛に溢れてて、とても優しく幸せな気持ちで満たされます。長女もごくごくたまーにこんな一面があるなぁ♡上の子は下の子が憎いけど、心のどっかで、ホントは可愛くてしょうがないんだろうな〰♪2021/02/12
tokotoko
27
「待っててね」のゾロトウさんの２冊目です。刺しゅうが済んだら、すぐ！読もう！って楽しみにしてました。小さなおねえちゃんが小さな弟に「してあげたいこと」。おねえちゃんの素直な言葉で教えてくれます。その一言一言が優しさに満ちてます。なのに、絵の女の子の表情が妙に硬いなぁ～って思って！ゆっくり眺めてると、「お姉ちゃんを真剣にがんばってる」顔なのかも？って気づきました。特に「ゆめにおばけがでてきたら」の時の表情！真剣すぎ！でも可愛い！優しい気持ちって本当に本当にきれいだなぁーって、泣きそうになった一冊でした。2014/04/26
スプーン
26
お姉さんの愛情。愛が深くまで行くと、自分のことなどどうでもいいのです。2019/08/25
