虫眼とアニ眼

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虫眼とアニ眼

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  • サイズ B6判/ページ数 189p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784198615390
  • NDC分類 778.77
  • Cコード C0095

内容説明

虫好きの解剖学者とアニメーション映画監督が語り合う『もののけ姫』『千と千尋の神隠し』のこと、自然と人間のこと、そして子供たちのこと。

目次

養老さんと話して、ぼくが思ったこと(宮崎駿)
『もののけ姫』の向こうに見えるもの(みんな「人間嫌い」になっている;あまった「感性」が人間に向いた;生きていくための武装に欠けている ほか)
『千と千尋の神隠し』をめぐって(「懐かしさ」という感覚をめぐって;日本の建物を描く;言葉と情報 ほか)
見えない時代を生き抜く―宮崎アニメ私論(養老孟司)

著者等紹介

養老孟司[ヨウロウタケシ]
解剖学者。1937年、神奈川県鎌倉市生まれ。東京大学医学部卒業後、1年間のインターンを経て、解剖学教室に入り以後、解剖学専攻。虫採りは大学入学後も続けている趣味。’67年東京大学大学院博士課程修了。’81年東京大学医学部教授。東大出版会理事などを務める一方、著書を多数発表し、’89年『からだの見方』でサントリー芸術大賞受賞。’95年に東京大学を退官し、現在、東京大学名誉教授、北里大学一般教育総合センター教授

宮崎駿[ミヤザキハヤオ]
アニメーター・演出家。1941年、東京都生まれ。学習院大学政治経済学部卒業後、東映動画(現・東映アニメーション)に入社。その後、Aプロダクション、日本アニメーションなどを経て、’85年スタジオジブリ設立に参加。その間『アルプスの少女ハイジ』(’74)の場面設定・画面構成を務め、『未来少年コナン』(’78)『ルパン三世 カリオストロの城』(’79)『風の谷のナウシカ』(’84)を演出・監督。その後ジブリで『天空の城ラピュタ』(’86)『となりのトトロ』(’88)『魔女の宅急便』(’89)『紅の豚』(’92)『もののけ姫』(’97)『千と千尋の神隠し』(’01)を監督する
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

へくとぱすかる

63
冒頭のカラーページで展開されている、宮崎さん理想の家や町。何と22ページにおよぶ、自然と調和した空間、人間が安心できる環境の提示。養老先生との対話も、このイラストページに収斂していくような気がする。それを言うなら、表紙カバーの、子どもが泥んこになって遊んでいるカット。それが正解だとは言わないが、内容を1シーンで表しているように思う。タイトルに書かれた観察眼を、もはや持ち合わせない自分は、さてこの世界の行く末にどこまで責任を持てるのだろう。この本の発行人は、何と鈴木プロデューサー。まさにジブリの本。2020/06/28

パスティル

20
養老孟司氏と宮崎駿氏の対談本。もののけ姫、千と千尋の神隠しにまつわる二人の思いが、ぎゅっとつまっている。懐かしい感覚、冒頭の挿し絵が素晴らしかった。2014/08/05

ヒデキ

18
冒頭の宮崎さんのイラストにワクワクしてしまいました。 理想の保育園や街の姿に「ここに住むのに幾らかかるかな?」と変なことばかり考えていました。 お二人の対談のベースになっている知識に圧倒されながら、自分が、ものを知らないことを考えてしまいました。 お二人は、書いてあるものよりも対談が面白いなあといつもながら感じました 2021/01/06

sibasiba

11
宮崎駿は誰と対談しても面白いな。冒頭の妄想的保育園や家屋や街は宮崎駿のイラストで非常に魅力的に見えるが、妙に気持ち悪い感触もある。ここで暮らしたいか微妙だなぁ。『方丈記』読もうかな。2015/02/06

Book & Travel

10
冒頭の保育園と街のイラストが宮崎氏らしく、すごくいい。対談も面白く、「もののけ姫」と「千と千尋」の時の対談なので15年ぐらい前なのだが、あまり古さは感じないし、好き放題しゃべっているようでそれが面白い。養老氏の生物学的な観点というのか、自然環境のディテールを察知する感性がなくなって、人間関係ばかりに向いているという話は興味深く、学校の先生が人間関係にばかり目が行っているという話は、すごくわかる感じがした。子供達の「虫眼」を大事にしてあげたいと思った。2015/03/20

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