内容説明
ここは仰の国。王の徳が失われ、世は乱れはじめていた。紫鳳は、「王を殺す刀」を作ったという罪を着せられ殺された父母の仇を討つために、女であることを隠し、流浪の旅を続けていた。そして、いつしか「絶命殺」と恐れられる暗殺者となっていた。ある日、幼き頃の知人、戚世震という老人に再会するが、そこには盗賊の黒飛爪の姿が…。
著者等紹介
藤野恵美[フジノメグミ]
大阪府生まれ。児童文学の分野で活躍するほか、恋愛小説やミステリーなども執筆している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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kitten
3
図書館本。 藤野さんの初期の作品。中華風の話だったけど、うーん。 人の名前が多すぎて覚えきれない。 武芸者がたくさんでてくるんだけど、ほとんど死んでいく。(苦笑) 一応、伏線がどんどん回収されていくんだけれどもね。 ラストは、確かにそうなるかなぁ、という話なんだけど。 キャラ人数と、ページ数のバランスが悪いのかなぁ。 主人公に感情移入できないし、このくらい大きな話は 1冊でまとめるのは無理かな。もともと、もっと長い話だったのを ダイジェストで見せられた感じ。評価、星1. 好きな作家さんなんだけどね。2017/02/20
Abercrombie
1
B級和製武侠小説ってところ。粗削りで急ぎ足のストーリーだが、『らしさ』は感じられるし、雰囲気は十分楽しめた。2021/09/11
nono
1
図書館本2008/03/01
いんちょ
0
2009-05222016/03/19
sa-ki
0
様々な流派の剣や拳法の使い手が出てきては戦いが繰り広げられ、スピード感はある。でも後半がイマイチ。2007/09/07