内容説明
京都を襲った未曾有の大災厄から10カ月。大火災に始まり、人を襲う妖怪たちに蹂躙され、逃げまどった恐怖もようやく薄れ、人々も街も再建に忙しい。地質調査会社の技師・木梨香流は、あの事件の渦中に離れ放れになった恋人・真行寺君之を偲んで悲しみに浸ってはいられなかった。君之は紅姫によって時のはざまに連れ去られたらしい。…サイパンのジャングル内の洞窟で、妙なものが見つかった。象牙色の皮をなめしたようなものの上に見たこともない文様が並んでいる。それが『アルルの謎文字』であることが分った時…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
calaf
9
ハートマークは機種依存文字! (笑) そう、気をつけるべき文字はたくさんあります。半角カタカナとか、丸数字とか...そして、ビシマとは何なのか...うーむ、そんなオチか... (^_^;;;2012/12/02
あおさわ
2
かなり間をおきましたがようやく炎都の続編、読了です。妖怪の襲来をうけた京都は、ゲッコー族と香流たちの活躍でなんとか収束。復興を始めていた。しかし京都に襲ってきた妖怪たちの姿の映像は映っておらず、その事実を消そうと暗躍する者たちが。新たな敵が襲来する第2章でした。緊迫した物語なのに生まれ変わった珠星のキャラクターがwwすごく可愛いかったです。だいぶなごませてもらったなあ。闇の神々の使徒との戦いはこれからです。でも香流さんと真行寺さん…よかった。再会できて嬉しいです。2012/02/25
FK
1
ある意味お説教めいたセリフが散見される。しかし、それがその通りだと納 得できるのだ。2005/03/19
Mayumi O
0
珠星がチャーミング。2013/03/13