Tokuma novels mio<br> 死に急ぐ奴らの街

Tokuma novels mio
死に急ぐ奴らの街

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  • サイズ 新書判/ページ数 203p/高さ 18X11cm
  • 商品コード 9784191535138
  • NDC分類 913.6

内容説明

世紀末都市/メガロポリス―それは、人類がテクノロジーの高度化の果てに生み出した文明の廃棄場である。昼夜の別なく響き渡るサイレン。崩れ、朽ちかけた裏通りを彷徨う男達。殺し屋、刑事、タクシー・ドライバー、バーテン…職業は違っても皆、心の奥に苦い過去を隠しながら、誇り高くタフに生きている。近未来のSFイメージを随所に散りばめながら、犯罪に巻き込まれて戦う彼等一人一人の姿を通じて、都市と人間の歪みを鮮やかに描いた、著者初のハードボイルド連作集・全6篇。作品のアイディアを詳しく解説したあとがきも収録。

目次

狼の歌が聴こえる
死に急ぐ奴らの街
リトル・ガール・ブルー
破壊する日を夢みて
かくも長き夜
ポータブル・ラジオの夏

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

1977年から

0
1992年

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SFハードボイルド。しんみりとする最後の話を読み終わって、解説の一言目が、「ガチョーン」。今まで、火浦功の小説を読んだことがなかったのだけれど、普段はもっとギャグ要素満載のものを書いているらしい。しかし、本作ではギャグが全くなく、シリアスに進む。内容も、主人公が、「暗殺者」「特殊警察」「探偵」「バーテン」と、ハードボイルドの王道といった感じがした。ただし、とっても軽いのでさくっと読めた代わりに、少し物足りなさも残った。小中生にもおすすめ。2012/08/10

おかまたけ

0
いくつか出てますが、後書きの「実はこうしたかった」話で2度美味しいので、これが一番お奨め

0
★★

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