文春文庫<br> 一刀斎夢録〈下〉

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文春文庫
一刀斎夢録〈下〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 458p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167646127
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

沖田、土方、近藤ら仲間たちとの永訣。土方の遺影を託された少年・市村鉄之助はどこに消えたのか―維新後、警視庁に奉職した斎藤一は抜刀隊として西南戦争に赴く。運命の地・竹田で彼を待っていた驚愕の光景とは。百の命を奪った男の迫真の語りで紡ぐ鮮烈な人間ドラマ・浅田版新選組三部作、ここに完結。

著者等紹介

浅田次郎[アサダジロウ]
1951(昭和26)年、東京生まれ。著書に「地下鉄(メトロ)に乗って」(第16回吉川英治文学新人賞)「鉄道員(ぽっぽや)」(第117回直木賞)「壬生義士伝」(第13回柴田錬三郎賞)「お腹召しませ」(第1回中央公論文芸賞、第10回司馬遼太郎賞)「中原の虹」(第42回吉川英治文学賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yoshida

227
読み応えのある力作でした。下巻は甲陽鎮撫から会津戦争、西南戦争まで。個人的には「壬生義士伝」より好みです。今も「陸軍分列行進曲」として陸自の観閲式で使われる「抜刀隊」の歌詞から紐解く、西南戦争に秘められた西郷と大久保の深謀。何より斎藤一の格好良さ。そして、捨てられ続けた市村鉄之助とのまさかの邂逅。新選組と言えば「燃えよ剣」が好きで、土方歳三が好きでしたが、新たに斎藤一の魅力に気付きました。不器用な男達の生き様、純粋さが胸を打つ。順番が逆になりましたが、「輪違屋糸里」も読もうと思います。重厚感ある力作です。2017/06/04

ehirano1

207
まさに死神剣士といっても過言でもない一刀斎。しかその死神にも、心がありました。しかし死神剣士は一貫して死神剣士であることを貫きました。この凄まじい苦悩の一端でも垣間見れたことは一読者として僥倖でした。2021/11/23

むーちゃん

167
最後は私的には?という感じだった。壬生義士伝が良かったから期待が高すぎたのかも・・・ 語り調の独特の文体も最後は少し疲れました。2017/08/29

酔拳

130
上巻に続いて下巻も、新選組の御一新の苦しい戦いの様子や、隊士の様子、斎藤の気持ちが語られていく。剣の鬼といわれた斎藤だが、新選組の中では、人を生かそうとした経緯があったことに、ほほえましさを感じた。それは、乞食同然だった、市村鉄之助兄弟を、吉村貫一郎が新選組に入隊させるのだが、最初は、鬼のような所作を施していたのだが、御一新の戦の点線の中、鉄之助に生きる為の剣を教え、愛刀を鉄之助に渡した。そして、会津戦争の負け戦の只中、鉄之助を函館に行くように逃がした。三部作を読破しましたが、新選組がまた、好きになった。2022/02/10

Die-Go

111
新選組三番隊組長斎藤一を主人公として、その回顧録を中心として話は運ぶ。幕末から戊辰戦争、そして西南戦争に至るまでの斎藤一の生き様、死に損ね様を斎藤の口から淡々と聞かせられる。そして最後には思わぬ逆転が。★★★☆☆2015/03/09

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