文春文庫<br> シドニー! 〈コアラ純情篇〉

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文春文庫
シドニー! 〈コアラ純情篇〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 252p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167502058
  • NDC分類 780.69
  • Cコード C0195

出版社内容情報

村上春樹の極私的オリンピック体験
2000年、シドニーの23日間。初めてのダウンアンダー(南半球)、アスリートたちとともに〈走る作家〉は何を見、どう語るか?

担当編集者より
2000年9月、オリンピックに沸くシドニー、初めてのダウンアンダー(南半球)に降り立った村上春樹が、走って、見て、聞いて綴った、不思議の大陸の23日間。コアラのトラウマ、人食い鮫、スタジアムを覆う蛾の大群、番狂わせのトライアスロン、けっこう面白い砲丸投げ、サッカー、野球……さあ、ムラカミ流実況中継の始まりです。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ミカママ

211
正直、オリンピックの内容はサラッと流し読み。あぁ、春樹さま(笑)2016/12/08

chantal(シャンタール)

88
東京オリンピック開会式の今日、合わせた訳ではないけど村上さんが20年前のシドニー五輪を取材した際の紀行文。あの頃はまだ日本にいたので、水の上を聖火が走ったよなあとか、「栄光への架け橋だ!」とか、Qちゃんの活躍があったはずだよなあと、懐かしく思い出しながら読む。村上さんは走る人だからマラソンやトライアスロンの話があるのは当然なんだけど、サッカー見てる村上さんはあまり想像出来なかったなあ😅中田とか高原の頃ね。ほんとに懐かしい。オーストラリアの歴史やコアラの話、時々出現するオージーに対するボヤキも楽しい。2021/07/24

ヴェネツィア

56
本書は、村上春樹による2000年シドニーオリンピックの観戦記+シドニー、ブリスベイン紀行。オーストラリアのおおらかな風土のもと、村上は随分と肩から力も抜けてリラックスしている。そのせいで、随所に村上ギャグが散りばめられている。ほとんど1ページに1度くらいの頻度で(いくらなんでも、それは大げさか)。2012/02/25

催涙雨

51
シドニーオリンピックはわたしの記憶にあるいちばん古いオリンピックだと思うが、内容はまったく知らないし、なんならゲーム化されたものを遊んだ記憶がいちばん色濃く残っている。走り幅跳びでは助走をつけてほぼ垂直に飛び砂場よりも前で尻餅もつき、槍投げでもまた垂直に近い軌道で滞空時間の長い3m程度の投擲をし、ハンマー投げでは散々回った挙げ句うしろの金網にハンマーを放り投げ、ハードルはすべて薙ぎ倒し、そうやって本来の趣旨から遠く離れたオリンピックを面白がっていたと記憶している。下巻はもう少し内容のある感想を書きたい。2020/02/14

油すまし

42
「有森裕子」での「エゴロワは後日彼女(有森)にこう打ち明ける。私は生まれて初めて、レースの途中で走ることをやめてしまおうと思ったのよと。あのとき、アトランタの四十キロの手前で。それくらいきつかった。しかし競技場の手前で夫が私を応援しながら沿道を走っているのが見えた。それで生き返ったの。もしそれがなかったら、私は走りやめていたかもしれない」や、「犬伏孝行」の陸上競技を志した高校生の専門的な指導者を持たない時から自分で練習メニューを作成し、こなしていった日々に感動した。途中までで図書館の返却日。また予約した。2021/12/06

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