出版社内容情報
今の原発は安全性に疑問。かといって現代社会にエネルギーは不可欠。このジレンマから抜け出せる全く新しい方式の原発を造ろう!
内容説明
これまでの原発とは原理が全く違う、きわめて安全な原発がある。しかも発電効率もずっと高い。違いは「液体燃料を使う」「トリウムを燃やす」「小型化する」の三点だ。「原発は不安、でもエネルギーは必要」というのが今の現実。ならば、これで既存の原発に置き換えようではないか。
目次
序章 打開への道筋
第1章 人類とエネルギー
第2章 核エネルギーとは何か
第3章 今の「原発」のどこが間違いか
第4章 「安全な原発」となる条件
第5章 「原発」革命その一―固体から液体へ
第6章 「原発」革命その二―ウランからトリウムへ
第7章 「原発」革命その三―大型から小型へ 小型熔融塩発電炉FUJI(不二)
第8章 核燃料を「増殖する」
第9章 「革命的な原発」の再出発
第10章 核兵器完全廃絶への道
著者等紹介
古川和男[フルカワカズオ]
1927年、大分県生まれ。京都大学理学部卒。東北大学金属材料研究所助教授、日本原子力研究所主任研究員、東海大学開発技術研究所教授を経て、現在NPOトリウム熔融塩国際フォーラム理事長、株式会社トリウムテックソリューション社長。「無機液体構造化学」及び「液体金属・熔融塩工学とその核エネルギーシステムへの応用」を手がけ、「トリウム利用構想」を日・米・仏・露・ベラルーシ・チェコ等の協力を得てまとめてきた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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