文春新書
東京大地震は必ず起きる

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  • サイズ 新書判/ページ数 205p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784166602803
  • NDC分類 369.31
  • Cコード C0295

内容説明

日本の都市は水道・都市ガス技術は世界一流だが、停電が続けば配水池が空になり、ガス管は軒先の地下に埋められていて危険きわまりない。本書はやがて東京を襲う大地震の状況を想定し、阪神・淡路大震災などの被害例に学びつつ対応策を明快に示す。首相官邸の危機管理機能や病院の救急医療体制、電気・ガス・水道などのライフラインをめぐる対策や本造家屋の耐震補強、地震保険の仕組みから企業の防災システムなど、あらゆるポイントを網羅して、緊急時の心得を平易に説いた本書は、東京や首都圏、全国の都市に住む人には不可欠な都市防災の教科書である。

目次

第1章 地震による都市災害
第2章 阪神・淡路大震災は何を教えたか
第3章 東京の震災想定
第4章 都市とライフライン
第5章 地震が起きる前に
第6章 地震が起きてしまったら
第7章 これからの都市防災

著者等紹介

片山恒雄[カタヤマツネオ]
1939年東京生まれ。東京大学工学部卒。同大学院修士課程修了。ニューサウスウェールズ大学大学院土木工学科博士課程修了。東京大学生産技術研究所教授を経て、96年より防災科学技術研究所所長を務め、現在は理事長。専門は耐震防災工学
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感想・レビュー

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佐島楓

17
東日本大震災を体験した今となっては、書いてある内容と自分たちの実生活の間に距離を感じてしまって仕方なかった。アカデミックなことも必要だとはわかるが、生活に即したものも触れておくくらいはいいのではないだろうか。2013/09/12

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