出版社内容情報
国盗り物語 斎藤道三篇
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Book Lover Mr.Garakuta
14
【図書館】【速読】:司馬遼太郎の描く斎藤道三。面白かったし、奥が深いなと思いました。読書は楽しいですな。2023/11/28
ケン
1
斎藤道三を知った小説の再読です。古くならない文体にちょくちょく挟まれるセクシーシーンも嬉しい流れです。2020/08/17
水の人
1
おもしれー! 成り上がり物ってのは、日本人だから楽しめて当然なんだけど、これは読ませる読ませる。無一物の乞食坊主・斉藤道三が己の才覚ひとつで美濃の国主にまでなりおおせる、その過程にまず興奮し、魅力的な登場人物(お万阿さんかぁいい)に興奮し、斎藤道三の清々しい男ぶりに興奮する。項羽と劉邦読んだときにはぴんとこなかったけど、やっぱ面白いわしばりょん。2010/07/20
志保
0
斎藤道三といえば頭はハゲててヒゲがすごいイメージがあったが、司馬遼太郎の手にかかるとこんなにも魅力的な人物になるのか。好きな場面は8歳の那那姫のお世話を自分でしてしまうところ。2015/09/18
Chako@(旧名:かど =^ェ^=)
0
中学生の頃に歴史が苦手だった自分が、歴史時代小説にのめり込もうとしている。数年前に吉川英治、三国志を読破したのをきっかけに、隆慶一郎の影武者徳川家康でその魅力に、今更ながら気づき、そして国盗物語。ある作家さんがそのエンターテイメントな部分を評価してて、オススメとして挙げてあったのを聞いて、読みたいと率直に感じていた経緯がある。興味深い点は作中に余談が入ることだ。司馬遼太郎の文体というかスタイルに驚き、新聞記者出身らしいなと感じた。2014/08/17