ウクライナ戦記―不肖・宮嶋最後の戦場

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ウクライナ戦記―不肖・宮嶋最後の戦場

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  • サイズ 46判/ページ数 222p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784163915906
  • NDC分類 916
  • Cコード C0095

出版社内容情報



宮嶋 茂樹[ミヤジマ シゲキ]
著・文・その他

内容説明

二〇二二年二月二十四日、ロシアによるウクライナ侵攻。不肖・宮嶋は還暦過ぎの老体にムチ打って「ワシが行かんと誰が行く?」と最後の戦場を目指す。三月十二日にキーウ入りして以来、四月十七日に出国するまで各地で取材。そして五月、ふたたびウクライナへ。戦火の下、不肖・宮嶋が見た「戦場の真実」とは?

目次

第1章 出発
第2章 リビウ到着
第3章 裏街道を抜けて
第4章 キーウの地を踏む
第5章 最前線イルピンへ
第6章 チェルニヒウ取材、危機一髪
第7章 戦場の真実
第8章 再び戦地へ
第9章 ドローン小隊

著者等紹介

宮嶋茂樹[ミヤジマシゲキ]
1961年、兵庫県生まれ。1984年、日本大学藝術学部写真学科を卒業。同年、講談社の写真週刊誌『フライデー』専属カメラマンとなる。1987年にフリーランスとなり、1996年に東京拘置所収監中の麻原彰晃を撮影するなどのスクープにより、第3回編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム大賞を受賞。日本国内はもとよりイラク、北朝鮮、アフガニスタン、コソボなど世界各地で精力的に取材を敢行し、雑誌媒体で活躍中。第4回(2009年)日藝賞受賞。2015年より日本大学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Y2K☮

37
名著。ウクライナ情勢を学ぶため、信頼に足る情報が欲しかった。リアルタイムで現地を体験した個の声には独特の説得力が宿っている。著者の自衛隊や憲法に対する見解には賛否が分かれるとしても(あとプーチンにウクライナ全土を併合する意図はないはず。侵略者である事実に変わりはないが)いま必要な一冊。「ショッキングな写真」やエピソードも載っているが、戦争の実態を伝えたいという意志を感じた。NATOやアメリカも無謬ではないにせよ、非難すべきは一貫して国際法を守らぬロシアの姿勢。ぜひ小林よしのり「ウクライナ戦争論」と併読を。2022/11/09

Nobuko Hashimoto

32
ロシアのウクライナ侵攻のすぐあとに現地に飛んだカメラマンの取材記。一人称はすべて「不肖・宮嶋」、大阪のおっちゃんなしゃべり口調で進んでいく。ミサイル攻撃にさらされている戦時下だが、インターネットが通じ、タクシーがアプリで呼べ、ホテルやレストランが営業していて、ちゃんと食事がとれる状況に戸惑っている。世界各地の危険地帯を取材してきたが、今回が一番怖かったそう。日本のメディアがほとんど来ていないところにも行って、現地の人の冷たい視線を浴びながら取材した成果である写真がもっとカラーで載っていれば良かったな。2023/11/18

スー

23
67相変わらずの宮嶋節そして安定のヘッポコ運転手と通訳を雇い燃料切れやながら運転で橋から落ちかけるはで散々な目に遭いながらの取材では避難民や負傷者兵士から冷たい目線と悪態を浴びる。ウクライナの現状を見て日本の状態を憂え警鐘を鳴らしている。確かにウクライナは戦場になっても食料はあるし陸続きなので非戦闘員は避難させられる、もし日本ならどうなるか?海を封鎖されたら逃げ道を失い食料も入って来なくなるこんな状況で長期戦に耐えられるのか?不安になってしまう。ブチャの状況はかなり酷い、沢山の住民の遺体の写真はキツかった2022/08/12

uniemo

20
イラク取材のころから写真展にも行くぐらいに著者の写真が好きで、主張を全肯定するわけではないけれど、実際見てきた方のリアル感があってエッセイも好きでした。宮嶋さんも60歳を過ぎたからか以前に比べ落ち着いた文章で少し愚痴も多いけれど、可能な限り現場に近づき自分で見て現場に行けない読者に写真を届けるという姿勢が変わっていないところがやはり好き。2023/04/21

ぽんくまそ

16
古くはベトナム戦争での現場取材本が数あったが、それから戦場取材は減っていき、ウクライナ戦について安全地帯で書いた分析本は色々と本屋に並んでいるが、現場での取材本はこれだけだ。不肖・宮嶋もブチャの取材で、日本人はワシ一人や、と日本の新聞TVに怒る。もっとも後で日本メディアも来るのだが、どうにも遅い。怖い、防弾着が重くて雨が降ると余計に辛い、前線で罵られるもうやめたい、でも、ウクライナの人たちは自分よりももっとつらいんや、と還暦すぎた肉体を引きづりながらの取材。そして、これを読んでいる自分は安全地帯にいる。2023/01/19

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