蘇える鬼平犯科帳 - 池波正太郎と七人の作家

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 四六判/ページ数 379p
  • 商品コード 9784163907321
  • Cコード C0093

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

136
逢坂剛の長谷川平蔵シリーズは読んでいますが、本家の鬼平犯科帳は、ほとんど読んでいません。本書は、現役の人気作家による鬼平犯科帳オマージュ+池波正太郎の短編集です。7人の作家の個性が感じられてどの作品も楽しめますが、オススメは、土橋章宏の『隠し味』と梶よう子の『石灯籠』です。2017/12/09

KAZOO

133
池波さんがなくなった後に、作者をしのんで時代物を書かれている作家さんたちが鬼平を主人公として、さまざまな視点からの作品を書かれているアンソロジーです。最初に逢坂剛さんの作品と最後に池波さんの作品が収められています。私はやはり池波さんの作品がよく鬼平という主人公が生きている感じがします。再度シリーズを読みたくなる気がしました。2018/04/13

いつでも母さん

119
長谷川平蔵が、火付盗賊改長官の『鬼平』が還って来た~!池波作家は言わずもがなだが、他七人の豪華な作家陣によるアンソロジー。勿論脳内では中村吉衛門で変換され活き活きと?飄々と?どっしりと?苦み走って?躍動していた。どれも良いが、あえて逢坂作家の『せせりの辨介』が好み。手の込んだ仕掛けや相手の思惑の先を読み合う心理戦が堪らなかった。2017/10/31

ポチ

61
池波正太郎と7人の作家の鬼平!皆さんの鬼平も読み応えがあり良かったです。池波さんの“瓶割り小僧”は懐かしかったなぁ。またこんな鬼平を読んでみたいです。2017/11/19

真理そら

43
鬼平チーム?の中でやっぱり忠吾が好きだなあ、と確認した。『最後の女』みたいなことがあったとしたら、おまさが不憫すぎると思ってもみたり…鬼平シリーズを読み返したくなる一冊だった。2018/10/16

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/12385611
  • ご注意事項