内容説明
動物行動学の最前線を紹介。
目次
第1章 性は進化し続ける(エッチな妄想とくしゃみ/子どもは美人を見分ける;女はフェロモンを嗅ぎ分ける ほか)
第2章 みんなの繁殖問題(ダイエット=避妊法説;子供の三歳・反抗期のワケ ほか)
第3章 ドライブする食べもの(心に効く!タケノコに秘められた力;食す前に知っておきたい、フグ毒と美味の理由 ほか)
第4章 本音で生きる動物たち(黒猫が気弱なのは…;サルもオルガスムスで「ホウ」と叫ぶ ほか)
第5章 キテレツ科学者と一緒に(ノーベル賞に一番近い男・マーク小西;野口英世がノーベル賞を逸したのは… ほか)
著者等紹介
竹内久美子[タケウチクミコ]
1956年生まれ。京都大学理学部卒業後、同大学院に進み、博士課程を経て著述業に。専攻は動物行動学
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アキ・ラメーテ@家捨亭半為飯
22
動物行動学の竹内久美子の週刊誌に連載していた、読者から送られてくる質問に答えるQ&A。エッチなことを考えるとくしゃみが出るのはなぜ?大胆に肌を露出した若い女性は見られたいのか?高いところに登って世間を騒がせるのはなぜ男なのか?なぜ出生率は下がり続けるのか?などの男女関係の謎から、黒猫が気が弱いのはなぜ?紅葉の鮮やかさの意味とは?刺しても痒みの出ない蚊が出現しないのはなぜなのか?様々な質問に動物行動学からみてズバリ回答!寄藤文平さんの挿絵もユニークでおもしろい!2015/05/24
のん818
1
人間の行動のすべての根底にあるものは、「自分の遺伝子を残す」という本能に基づいたもの。 男性が美人に惹かれるのも、女性が少しでも小顔になろうとするのも、遺伝子のなせる業。 科学的に証明されてるかどうか、は、まぁおいておいて。 実際に思い当たるフシもあるのが、読み物としてもネタとしても面白い。2011/11/15
mytee
1
本屋で大を催す人がいるその理由は?が面白かった。話のネタによさそうな知識が得られるのでオススメ。2011/07/12
きんこ
0
納得したいような、したくないような…(笑) 本文はもちろんだが、挿絵が秀逸!2013/05/01