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デザイン思考が世界を変える―イノベーションを導く新しい考え方

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  • サイズ 新書判/ページ数 320p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784153200128
  • NDC分類 501.8
  • Cコード C0234

出版社内容情報

人々が気づいていないニーズを明らかにし、飛躍的な発想で問題を解決するためには「デザイナーのように考える」ことが必要だ。世界的デザインファームIDEOのCEOみずからその真髄を説く。

目次

はじめに――デザイン思考のパワー

パート1 デザイン思考とは何か?
 第1章 デザイン思考を知る――デザイン思考はスタイルの問題ではない
 第2章 ニーズを需要に変える――人間を最優先に
 第3章 メンタル・マトリクス――「この人たちにはプロセスというものがない!」
 第4章 作って考える――プロトタイプ制作のパワー
 第5章 初心にかえる――経験のデザイン
 第6章 メッセージを広げる――物語の重要性

パート2
 第7章 デザイン思考が企業に出会うとき――釣りを教える
 第8章 新しい社会契約――ひとつの世界に生きる
 第9章 デザイン・アクティヴィズム――グローバルな可能性を秘めたソリューションを導き出す
 第10章 いま、未来をデザインする

謝辞
編集部あとがき

内容説明

人々が気づいていないニーズを探り出し、飛躍的な発想で生活を豊かにする―それが「デザイン思考」だ。これを研究・開発部門だけでなく全社的に浸透させれば、組織は持続的にイノベーションを生み出すことができる。その推進役として名を馳せているのが、これまでアップルのマウスなど画期的なプロダクトを手掛けてきたデザイン・ファームIDEO。いまやイノベーションの代名詞となっている同社のCEOみずから、現代におけるデザインとイノベーションの必要性を熱く語り、組織を蘇らせる方法を明かす。

目次

1 デザイン思考とは何か?(デザイン思考を知る―デザイン思考はスタイルの問題ではない;ニーズを需要に変える―人間を最優先に;メンタル・マトリクス―「この人たちにはプロセスというものがまるでない!」;作って考える―プロトタイプ製作のパワー ほか)
2 これからどこへ向かうのか(デザイン思考が企業に出会うとき―釣りを教える;新しい社会契約―ひとつの世界に生きる;デザイン・アクティヴィズム―グローバルな可能性を秘めたソリューションを導き出す;いま、未来をデザインする)

著者等紹介

ブラウン,ティム[ブラウン,ティム][Brown,Tim]
世界屈指のデザイン・ファームIDEOの社長兼CEO。イギリス生まれ。1987年にビル・モグリッジ率いるデザイン会社IDツーに入社。1991年、三社合併によってIDEOが誕生した後は、同社でサービス、インタラクション、エクスペリエンスのデザインに携わり、同社のヨーロッパ部門を統括した。2001年に創業者であるデイヴィッド・ケリーからCEOの職責を引き継いだ直後にドットコム・バブルの崩壊に直面したが、まさにデザイン思考を自社に応用した組織再編で難局を乗り切った

千葉敏生[チバトシオ]
翻訳家。1979年神奈川県生まれ。早稲田大学理工学部数理科学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヤギ郎

15
アップルのマウスのデザインを手掛けたイノベーター集団・IDEOの世界の見かたや考え方が詰まっている。事例研究からデザイン思考のエッセンスを導く。一歩踏み込んだ読解(読書)をして欲しい。デザインといわれると、芸術系の仕事と思われるが、本書でいうデザインとは、個人や社会の抱えているニーズに答えるためにプロダクトを生み出し、新たなビジネスにつなげることである。ポイントはよく観察することと実験すること。そして物語をつくること。会社や集団で新しいことを「考えるため」のアイデアを提供する一冊。2020/07/12

たー

11
デザイン思考の効力の片鱗のようなものはなんとなく伝わってきたが、この本を読んだだけでは実践につなげるのは難しいだろう。原文のせいなのか訳文のせいなのかちょっと読みづらい。2019/08/17

hiyu

6
ちょっと読みづらいものであった。印象としては、行動観察法を用いつつ、人間工学的手法も取り入れ、よりより成果を目指すというものであろうか。いくつかの事例があったが、個人的には成功結果に焦点を当てるのではなく、成功に至るまでの失敗、難渋の場面を詳細に知りたかった。2017/03/13

さの棒術

4
翻訳なので正直読みにくい。内容的には為になることばかりだし、気づきもある。と同時に「本来、そうでなければいけないよね」って本当は皆分かっている事が大半だ。長期的且つ戦略的にプロジェクトを進行させるということが、日本の企業では何故か、組織の上にいけばいくほどできていないと感じるのは私だけ?下の者ほど大局的に物事を見、柔軟な発想を持っていると感じるのだが、何故そのような逆転現象に陥るのだろうか?2017/01/25

mitsu

3
デザイン思考に関しての話で、思想、どのように思考するかが書かれていて、かなり面白く読めました。デザイン思考を知りたい人にはお勧めです。2016/05/11

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