羊飼いの想い―イギリス湖水地方のこれまでとこれから

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羊飼いの想い―イギリス湖水地方のこれまでとこれから

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  • サイズ 46判/ページ数 352p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784152102218
  • NDC分類 645.4
  • Cコード C0098

出版社内容情報

暖かな陽の光、きらめく小川、鮮やかな緑に輝く牧場。持続可能な手法で羊たちを養い、豊かな土地と生活を子供たちへと継承するための方法を、今日も探し続ける。オックスフォード大卒の羊飼いがイギリス湖水地方の理想と現実を描く、『羊飼いの暮らし』続篇。

内容説明

祖父は羊飼いとして生き、その魂を私は継いだ。父は羊飼いとして生き、その技を私は学んだ。私は子どもたちに、何を残せるだろうか。六〇〇年以上にわたり代々受け継いできた農場と自然、羊たちとの暮らし。湖水地方を脅かし続ける環境破壊の荒波から、それを守らなければならない。オックスフォード大卒の羊飼いは今日も悩み、戦う。

目次

プラウとカモメ
郷愁
進歩
理想郷
謝辞
訳者あとがき

著者等紹介

リーバンクス,ジェイムズ[リーバンクス,ジェイムズ] [Rebanks,James]
1974年生まれ。イギリス湖水地方の東部に暮らす羊飼い。オックスフォード大学卒業。2015年に発表した初の著書『羊飼いの暮らし』(早川書房刊)は“サンデー・タイムズ”紙のNo.1ベストセラーとなり、“ニューヨーク・タイムズ”紙などでも絶賛された。本書も多数の有力紙誌からの激賞を受けたほか、2021年のウェインライト賞(英国ネイチャーライティング部門)を受賞。Twitterアカウント@herdyshepherd1のフォロワーは現在約16万人

濱野大道[ハマノヒロミチ]
翻訳家。ロンドン大学・東洋アフリカ学院(SOAS)タイ語・韓国語学科卒業、同大学院タイ文学専攻修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

榊原 香織

60
イギリス湖水地方在住羊飼い作家 子供時代の伝統的農業時代、青年時に近代化、そして、自然と共に歩む現代。 地球温暖化と戦うのに間に合うか?2023/07/31

泰然

35
前作に続き詩的で美しいソリッドな自然描写と家族史と、新たに農業・酪農の政治社会問題への考察を差し込んだ見事なネイチャー作品。世界一有名な「思索する羊飼い」の語りは、自然・農業・経済・政治・化学の関係性を無視してきた、われわれが読み継ぐべき示唆に満ちている。オックスフォード卒業でありながら、牧地で重労働に勤しむ者としてのバランス感覚は反知性主義的ナラティブに踊る世界にあって実に見事。レイチェル・カーソンの環境精神と英国湖水地方の土の薫りが融合して警鐘を鳴らす。高い文学性と実践智で農業自然問題と貴方の人生に。2023/09/16

葉子

12
今回は伝統的な農業と、現代農業の狭間で揺れる作者の想いが非常にこもった一冊だった。私たちが食べているもののほとんどは極めて管理された畑や畜舎で育てられ、筆者は次第にそれに違和感を覚えていく。牛や豚たちは陽の光を浴びることなく出荷され、畑では本来様々な作物を育て土の栄養素を損なわないようにしなければならないのに、今では肥料で全てを補い土はやせ細っている。本当にそれでいいのか?対照的に作者の農場のなんと美しいこと。綺麗事だけで食べていけないのは事実。だけど、少し立ち止まって考える時なのかもしれない。2023/06/23

たむさん

6
圧倒的な自然描写と現代社会に生きる人々の農業、そして環境に対する姿勢の問いかけ。 先祖代々受け継いできたこの土地を、動物たちを愛している、やがてこの土地を継承するであろう子供たちを愛している。自分が何者であるかは、この土地がずっと教えてくれていた。 持続可能性を考えず、目先の利益に囚われ科学技術を濫用し、経済学の机上の理論を農村に持ち込んだことに対する反省を呼びかけ、真に持続可能な農業とはどんなものか考えるきっかけを与えてくれる。2023/05/07

takao

5
ふむ2024/01/17

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