天象の檻

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天象の檻

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  • サイズ 46判/ページ数 448p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784152098986
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

遥かな昔、人々は神と人の子孫・神人を支配者として戴いていた。隔絶された山で暮らす少女シャサは、ある日集落を急襲され、多くの仲間を失う。彼女は少年ナギの協力を得て、消えた仲間を探し、世界と神人の真の姿を知る旅に出る。壮大なSFファンタジー長篇

内容説明

遙かな昔、大地の上で人が住む十二の地域は系と呼ばれ、神と人との間に生まれた神人を支配者として戴いていた。系から隔絶されたアタの山に住む少女シャサは、ある日集落が襲撃を受けたことで多くの仲間を失ってしまう。壊滅した集落に迷いこんだ少年ナギの協力を得て、シャサは姿を消した四人の仲間を探し、まだ見ぬ外の世界へと旅立つ。シャサたちが訪れた、神人メネが始める『銀鱗』、神人イナーが統べる『暁』などの系では、ある噂がまことしやかに囁かれていた。曰く、この雄大にして堅固な大地はまもなく海中に没すると―。時を同じくして、神人タニャを担ぐ『蛇』が勢力拡大を狙って大侵攻を開始。危機迫るなか、シャサは思いもよらぬ力を発現させ、世の理に干渉してしまう。その行いが、世界と神人の真実に迫るとも知らずに…。新鋭による壮大なSFファンタジー長篇。第七回ハヤカワSFコンテスト特別賞受賞作。

著者等紹介

葉月十夏[ハズキトオカ]
1965年生まれ。千葉県出身。國學院大學文学部史学科卒業。『天象の檻』で第七回ハヤカワSFコンテスト特別賞を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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rosetta

20
★★★☆☆第7回ハヤカワSFコンテスト特別賞。てかなんでこれがSFなの、今どきそこらにありふれたファンタジーじゃないの。まあ『2001年宇宙の旅』に感動するような相手になら通用するのかもね。とにかく長すぎて退屈!!P418で「無数とは、いくつだ」ってあるけれどそれは作者自身に問いたい(笑)。数十も数百も数万も全部「無数」って言葉で済ませてきたあんたが言うなよ、って。言葉に神経の行き届かない作者の常套手段で「無数」を連発する文体にまずはゲンナリ。同じ言葉を使うのは幼稚だと小学校の作文で習わなかっのかなあ。2020/03/22

記憶喪失した男

10
文章はきれいで、格好いいことばがたくさんあるんだけど、物語の構造に骨がなく、読んでいてもまったく面白くない。上手な小説ではあるのだが、おれの好む独創性に満ちた空想科学とは対極にある雰囲気SFだなあと思った。2019/11/28

Eiko

5
疲れ切った脳にはちょうどいい。さらっと読むにはちょうどいい。難しい言葉もあまりなく、スッスと読めて大団円は安らぎすら覚える。コロナ禍の最中、希望へと続く物語はありがたい。どこかでこんなお話読んだなとか、ご都合主義かなという事は、このご時世なのでどうでもよいことだった。面白かったし・・・。2020/04/03

めぐみこ

4
ボーイ・ミーツ・ガールに世界の謎の解き明かし、面白かったけど、SFかと言われたら疑問。あと勾玉とか守り人とか影の王国とか進撃とか、既存の作品がチラつくので、もっとこの著者の個性を活かした世界が読みたい。アタの場しか知らず無垢で怖いもの知らずのシャサが、ナギとの対話や旅先での交流で変わってゆく展開は、王道だけど好き。2020/11/05

isfahan

4
文章が上手くて、格調高い会話が書けるのは素晴らしいんだけど。「故郷の村が焼かれる」系のスタートで、最初の都市にたどり着くまでは面白かったのだが、それからとっちらかっちゃっ感じ。タイムループや、特殊な「樹」の描写がいまいち上手くなくって、読んでて幻想性や衝撃を感じることがなかった。あと、せっかくボーイミーツガールをしたのに、関係性の変化や成長に真っ正面から向き合わず、気づいたら小説が終わってた、というのもなんとも。母子関係とかいろいろ描きたいことはあるみたいなんだけど、伝わってこないのが残念だったかな。2020/02/09

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