炎の中の図書館―110万冊を焼いた大火

個数:
電子版価格
¥2,860
  • 電書あり

炎の中の図書館―110万冊を焼いた大火

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2024年04月25日 12時50分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 382p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784152098948
  • NDC分類 016.253
  • Cコード C0098

出版社内容情報

1986年にロサンゼルス中央図書館で火災が発生。200万冊の蔵書のうち40万冊が焼け、70万冊が損傷した。この火災の経緯を軸に、放火犯として逮捕された男の半生、図書館の歴史、公共空間としての図書館の存在意義を語る、本と図書館好き必読のドキュメント。

内容説明

1986年4月29日白昼、ロサンゼルス中央図書館で大火災が発生。40万冊を焼き、70万冊が損傷した。出火の原因は?放火犯として逮捕された青年は無実なのか?傷ついた本は救えるのか?はたして図書館は復活するのか?この火災の経過を軸に、ロサンゼルス市と図書館の歴史、巨大な「知の神殿」を取り巻く個性豊かな人びと、多様化する図書館の役割と公共空間の未来までを描く。“ニューヨーク・タイムズ”年間ベスト・ブック選出の全米ベストセラー。

著者等紹介

オーリアン,スーザン[オーリアン,スーザン] [Orlean,Susan]
1955年、オハイオ州クリーヴランド生まれ。ジャーナリスト。ミシガン大学卒業後、“ボストン・フェニックス”紙、“ボストン・グローブ”紙などのスタッフ、コラムニストを経て、1992年より“ニューヨーカー”誌のスタッフライターを務める。カリフォルニア州ロサンゼルス在住

羽田詩津子[ハタシズコ]
英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アキ

87
図書館とは皮肉な場所である。燃えやすい本が多量にあり、しかも消火活動は本に致命傷を与える。もし火災が起これば証拠も共に燃えて、放火であれば容疑者は図書館にいた全員に資格がある。1986年4月29日ロサンゼルス図書館火災で50万冊が焼失し、70万冊が損傷を受けた。裁判で放火と判定され、ハリー・ピークが容疑者となった。著者は火災が起こった当時東海岸に住んでおり知らなかったが、母親との図書館通いの思い出から、この図書館火災の記憶を失くしてはいけないという使命感で上梓した。1992年火災の調査に関する初の科学的⇒2020/04/10

ぶんこ

57
チェルノブイリのメルトダウンが起こった数日後にロスアンゼルス中央図書館が火事となり、多くの本が焼け落ち、それ以上の本が水浸しとなりました。水に浸かった本は48時間以内にカビてしまうというのにも驚きました。その為多くのボランティアを募って冷凍倉庫に分散して保管したそうです。火事の後の本の事、図書館の事を知りたかったのですが、途中にアメリカでの図書館の歴史、ロスアンゼルス中央図書館の歴史、統括官の人選のゴタゴタが描かれていて、読み続けるのが苦しいくらいでした。ただアメリカの図書館とスタッフの充実度には驚嘆。2020/09/05

pohcho

50
1986年、チェルノブイリの事故が起こった数日後に、ロサンゼルス中央図書館で大きな火事が起きた。40万冊の本が焼け70万冊の本が煙や水で損傷。70万冊は冷凍され2年後に解凍・修復される(すごい)。放火犯の男が逮捕されるが後に証拠不十分で釈放された。本書は火事の話を軸に、ロサンゼルス中央図書館の歴史や現在について描かれている。(原題は「THE LIBRARY BOOK」)アメリカの図書館は、図書館というよりも人が集まる公共の場所という感じ。ホームレスが来るというのには驚いた。図書館大好きなので興味深く読了。2020/03/18

星落秋風五丈原

38
いやあこれはっきりしないんですね犯人とは。火事だけではなく図書館サービスについても書いてあって「いずれ日本でもホームレス対策をしなければいけないのでは」と訳者あとがきにありますが既に通っている図書館にいますホームレス。2020/01/29

まりお

38
ロサンゼルス図書館の火災について。なのだが、事件の内容よりこの図書館が行っているサービスの話に興味があった。ホームレスも図書館を利用している、図書館に来ている事に、カルチャーショックを受けた。そうか、彼らに対しても図書館は受け入れているのか、と。今まで考えたことも無かったら。それともう一つ。戦争は図書館を、本を破壊してしまうと言うこと。著者は精神への打撃だと称したが、本当にそうだ。読んでいて胸が痛くなった。2019/12/28

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/14578105
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。