出版社内容情報
隠れたニーズを探り出し、飛躍的発想で生活を豊かにする「デザイン思考」。その方法論を世界に広めた伝説的なIDEOのCEOが、刊行10周年を期に内容を刷新。ネットフリックスが進めるUXデザイン開発からツイッターの成功例まで最新事例を多数盛り込んだ決定版
内容説明
人々のニーズを探り出し、飛躍的発想で生活を豊かにする―それが「デザイン思考」だ。研究や開発部門だけでなく全社的に浸透させれば、組織は持続的にイノベーションを生み出すことができる。その推進役として名を馳せたデザイン・ファームIDEOを率いるCEOティム・ブラウンが、デザインとイノベーションの必要性を、具体例を交えて解説。組織を蘇らせる方法や社会的問題を解決するための秘訣を経験談とともに明かす。
目次
はじめに―デザイン思考のパワー
1 デザイン思考とは何か?(デザイン思考を知る―デザイン思考はスタイルの問題ではない;ニーズを需要に変える―人間を最優先に;メンタル・マトリクス―「この人たちにはプロセスというものがまるでない!」;作って考える―プロトタイプ製作のパワー;初心にかえる―経験のデザイン;メッセージを広げる―物語の重要性)
2 これからどこへ向かうのか?(デザイン思考が企業に出会うとき―釣りを教える;新しい社会契約―ひとつの世界に生きる;デザイン・アクティヴィズム―グローバルな可能性を秘めたソリューションを導き出す;いま、未来をデザインする;デザインをデザインし直す)
著者等紹介
ブラウン,ティム[ブラウン,ティム] [Brown,Tim]
アップルのマウス開発から始まる画期的なプロジェクトで世界的に脚光を浴びてきたデザイン・ファームIDEOの社長兼CEO。イギリス生まれ。1987年にビル・モグリッジ率いるデザインID Twoに入社。1991年、三社合併によりIDEOが誕生した後、同社のヨーロッパ部門を統括。2000年、創業者のデイヴィッド・ケリーからCEO職を引き継ぐ。「デザイン思考」を広く世に浸透させることで、企業の組織改革や、病院・大学・NPOのサポートを通してなど、世界のさまざまな地域の社会問題の解決に取り組んでいる。IDEOは、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科(KMD)と、緊密な関係を築いてきており、彼は、その関係の構築において中心的な役割を果たしてきた功績が高く評価され、2018年に名誉博士の称号を授与された
千葉敏生[チバトシオ]
翻訳家。1979年神奈川県生まれ。早稲田大学理工学部数理科学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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