内容説明
設計図なんて作られなかった!?ヒトの脳と心は、進化が既存の生き物に備わったありものを使い回してこしらえた。だから、プログラマが言う「クルージ」なプログラムのごとく、なんでこんなややこしい作りになってるの、と突っ込みたくなるところが満載…進化心理学の俊英によるポピュラー・サイエンス。
目次
第1章 歴史の遺物
第2章 記憶
第3章 信念
第4章 選択
第5章 言語
第6章 快楽
第7章 すべてが壊れていく
第8章 真の叡知
著者等紹介
マーカス,ゲアリー[マーカス,ゲアリー][Marcus,Gary]
1993年、マサチューセッツ工科大学(MIT)より博士号取得。現在はニューヨーク大学心理学科教授、同大幼児言語センター所長。専門は言語獲得とコンピュータ・モデリング
鍛原多惠子[カジハラタエコ]
翻訳家。1977年米国フロリダ州ニューカレッジ卒業(専攻は哲学・人類学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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