内容説明
手術の成功率は80%です。この検査により死亡率は40%減ります。30%から50%の確率で副作用が出ます。それって本当はどういうこと?専門家の「いかにも」な数字で余計な手術を受けるはめに!?数字のウラまで正しく読み解く、必読の「サバイバル統計入門」。
目次
第1部 知る勇気(不確実性;確実性という幻;数字オンチ;洞察)
第2部 実生活で不確実性を理解する(乳がん検診;(非)インフォームド・コンセント
エイズ・カウンセリング
妻への暴力
法廷のエキスパート
DNA鑑定
暴力的な人々)
第3部 数字オンチを解消する(数字オンチはどう搾取されるか;愉快な問題;明晰な考え方を教える)
著者等紹介
ギーゲレンツァー,ゲルト[ギーゲレンツァー,ゲルト][Gigerenzer,Gerd]
ドイツの独立非営利研究組織、マックス・ブランク人間発達学研究所の適応行動・認識学センター所長。米シカゴ大学、ヴァージニア大学などで教鞭を執る。また、スタンフォード大学の行動科学高等研究センターのフェローでもある
吉田利子[ヨシダトシコ]
翻訳家。東京教育大学文学部卒
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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貧家ピー
4
世の中だましが多いということか。 アンケートの目盛の付け方で、答えを誘導できる。 確立も%ではなく、頻度で表現するとわかりやすい。 5%→100人中5人、100万人中5万人 2005/07/27
takao
1
ふむ2021/08/03
そらパパ
1
検査に間違いがあるのはショックやね2018/01/07
tama_lion
0
頻度でいわれりゃわかるのに、確率だと医者も弁護士もさっぱりダメ!わかりやすくて面白いけど基本的に同じことをいろんな例で言ってるだけなので後半ちょっと飽きる。邦題がなんかなあと思っていたら文庫版は改題されて『リスク・リテラシーが身につく統計的思考法―初歩からベイズ推定まで』になっていて、それはそれで別の本かと思ってややこしい2011/04/13
cult
0
とてもためになるとは思うが、内容が重複してるせいか途中で読むのがつらくなる。2012/05/30