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ミイラはなぜ魅力的か―最前線の研究者たちが明かす人間の本質

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  • サイズ B6判/ページ数 344p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784152084194
  • NDC分類 202.5
  • Cコード C0098

内容説明

「ミイラ会議」に集う個性的な研究者たち。彼らの洞察と科学の力が、数千年の時を超えるミステリを解き明かす。

目次

ミイラ会議
解体者のナイフ
宿主
麻薬王
クライム・ストーリー
西方からの侵略者
優等人種
ミイラ商人
有名人
インコラプティブル―不朽の聖人
独裁者
子供たち
自己保存
最終章

著者等紹介

プリングル,ヘザー[プリングル,ヘザー][Pringle,Heather]
1952年カナダのエドモントン生まれ。大学で歴史とヴィクトリア朝文学を学んだ後、アルバータ州立博物館の調査アシスタントとして、地元の歴史を研究する。1980年にブリティッシュ・コロンビア州に移り、雑誌ジャーナリズムに着手。カナダ先住民の祭事からモンゴルでの恐竜発掘まで多種多様なトピックを追い、Gスーツと酸素マスクをつけてF‐18戦闘機に同乗する取材もしたことがある。現在は、サイエンス・ライターとして歴史、考古学、人類学の分野で活躍し、サイエンス誌、ディスカヴァー誌、ニュー・サイエンティスト誌などに寄稿し、数多くの賞を受賞している

鈴木主税[スズキチカラ]
1934年生まれ。翻訳グループ牧人舎代表。W・マンチェスター著『栄光と夢』で翻訳出版文化賞を受賞

東郷えりか[トウゴウエリカ]
上智大学外国語学部フランス語科卒。旅行会社勤務ののち、翻訳グループ牧人舎に参加
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たまきら

23
奇妙な邦題に逆に興味をそそられて読み始めました。つい、素人はミイラというとエジプトだけを想像しますが、最古のミイラは違うよ…な~んていうトリビア満載で、とても面白いです。最前線の研究を一般人のために説明してくれている面白さ。広く浅く、といったところかな?この間エジプトで見つかった大規模遺跡のミイラの研究も楽しみです。2020/11/25

takao

2
ふむ2022/11/07

すけきよ

2
学者ではなく、歴史ライターが書いているのでかなり読みやすい。が、その反面、ちょっと深みが足りないかな。けれども、ミイラの概説本としてはかなりいいと思う。様々な国のミイラを知ることが出来るし、それぞれに関係するエピソードも楽しく読める。また、もう一人の主人公たるミイラ研究者たちの個性豊かな面持ちも面白い。海外のこの手の本にしては珍しく、日本の即身仏にも触れられているのも好感が持てる(笑)大好きな干し首には言及されてないのがちと残念。2002/09/18

ゆずこまめ

1
レーニンの遺体なんかも取り上げられていて意外だったけど、知らないミイラもあり興味深かった。昔の遺体そのものが残っているというのはやっぱり人々の興味をそそるもの。大事に、そして死者への敬意を持って研究してもらいたいですね。2023/06/16

ディプロドクス

1
ナショナルジオグラフィックとインカの少女ミイラの内実、あのナショジオも苦しいのかと思うと… レーニンからはじまって共産圏の指導者の遺体保存の話はおもしろかった。保存のためにホー・チミンの遺体を密かに移動する北ベトナムと、士気を下げるために遺体を奪いたいアメリカの攻防があったなんて!2013/12/23

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