感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hit4papa
54
裁判員制度が施行されて以降、裁判員が裁判の帰趨を左右するミステリは、すっかりお馴染みです。むしろ、弁護士、検事に、裁判員の意思が複雑に絡み合うという点で、よりドラマチックな盛り上がりを見せてくれるようになりました。本作品では、TVの名物キャスターが、糟糠の妻を殺害した容疑で裁判にかけられています。次々に、飛び出す数々の不利な状況証拠、そして被告に対するネガティブな証言。年齢、性別も職業も様々な12人の陪審員が、審理を通して個性を剥き出しにしていく様が見所です。『十二の怒れる男』のオマージュ?【CWA賞】2020/01/27
汁物はかき込まず、かき込むものは知らない。
1
D・M・ディヴァインが1980年代に執筆したのかと思わせる内容ですね。2020/12/12
pin
1
犯人はこの人しかいないのですぐに分りましたが、このラストは書かれた時代を考えるとかなり衝撃的です。2010/07/16
finewave
0
☆☆☆☆2014/07/16