グレアム・グリーン全集 〈2〉 スタンブール特急

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グレアム・グリーン全集 〈2〉 スタンブール特急

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  • サイズ B6判/ページ数 230p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784152003027
  • NDC分類 938

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kthyk

17
この小説は現代のSNS世界に似たパラレル・ワールドと言って良いかもしれない。60年代のポスト・モダン、オースターや春樹的小説世界を戦前の30年代、グレアム・グリーンが書いていた。様々は人々のストーリーの錯綜。そこには主人公も主たるテーマも描かれていない。舞台はパリからイスタンブールまでのオリエント急行という限定された列車の中。停車する都市と通過する田園風景を交えての人間ドラマ。それはファシズムが台頭する現代に似たワイマール世界と言って良いのだろうか。終着駅イスタンブールでの夢と涙は読み手のみの世界だ。 2021/09/12

nukuteomika

1
パリからイスタンブールへの特急を舞台にした群像劇。場面の素早い切り替わりとか、手際のよさは今でも通用すると思う2010/12/02

Stevie G

0
オステンドはその昔私がドーバーから初めて渡った大陸の町。その港でコンスタンティノープル行きの列車に乗り換えるところから始まるこの小説。ブルージュ、ケルン、ビュルツブルク、ウィーンと進む列車内での人間模様。ポアロも、渥美清もいない長距離列車での主役はいったい誰なのでしょうか。ドクター・ツィンナー?マイアット?いやいや、やっぱりコラル・マスカーだと思います。弱い立場で、人生の裏側もわかっていながら、一方で信心深く、はかない夢を追う愛すべきこのコーラス・ガールは忘れられません。グリーン最高傑作の一つと思います。2014/02/19

hiruhan

0
クライマックス前の、ある人物タイーホってもうちょっとサスペンスがあるエピソードにしてもよかったんじゃないか?2012/04/03

ゆりっぺ

0
1999年6月22日

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