出版社内容情報
「ペンキ塗り」は殺しの隠語。米20世紀史の裏で暗躍したマフィアヒットマンが壮絶な半生を自ら語る映画化原作ノンフィクション
内容説明
マフィアの隠語で「家のペンキ塗り」=殺し。2003年、ペンキ塗りに長けた男が息をひきとった。このアイリッシュマンことフランク・シーランは、全米を震撼させた1970年代の失踪事件の立役者だった―親友である全米トラック運転手組合のボス、ジミー・ホッファを密かに始末していたのだ。ケネディが活躍した米国黄金期に暗躍したマフィアとヒットマンの冷徹な生きざまを本人の証言で描き出すnetflix映画化原作。
目次
「そんな度胸があるものか」
現状
べつのサンドバッグを見つけたほうがいいぜ
リトル・イージプト大学
四一一日
すべきことをする
アメリカで朝を迎える
ラッセル・ブファリーノ
プロシュート・ブレッドと自家製ワイン
ダウンタウンの世界へ
ジミー
「あちらこちらの家にペンキを塗っているそうだ」
大きなパラシュートは用意していなかった
銃撃犯はマスクをしていなかった
封筒を持って敬意を表する
メッセージを届けてきてくれ
形骸化してしまう
一介の弁護士でしかない
わが国の精神を冒涜した
ホッファ喜劇団
あいつがしたのは一方的に電話を切ることだけだった
著者等紹介
ブラント,チャールズ[ブラント,チャールズ] [Brandt,Charles]
ニューヨーク生まれ。ブルックリン法科大学で法学博士号取得。司法局に勤務し、デラウェア州検事総長代理にまでなったのち、作家に転じる。ノンフィクション/フィクションの著書多数
高橋知子[タカハシトモコ]
甲南大学文学部卒。英米文学翻訳家。訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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