ハヤカワ文庫NF<br> アイリッシュマン〈上〉

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アイリッシュマン〈上〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 320p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150505493
  • NDC分類 936
  • Cコード C0198

出版社内容情報

「ペンキ塗り」は殺しの隠語。米20世紀史の裏で暗躍したマフィアヒットマンが壮絶な半生を自ら語る映画化原作ノンフィクション

内容説明

マフィアの隠語で「家のペンキ塗り」=殺し。2003年、ペンキ塗りに長けた男が息をひきとった。このアイリッシュマンことフランク・シーランは、全米を震撼させた1970年代の失踪事件の立役者だった―親友である全米トラック運転手組合のボス、ジミー・ホッファを密かに始末していたのだ。ケネディが活躍した米国黄金期に暗躍したマフィアとヒットマンの冷徹な生きざまを本人の証言で描き出すnetflix映画化原作。

目次

「そんな度胸があるものか」
現状
べつのサンドバッグを見つけたほうがいいぜ
リトル・イージプト大学
四一一日
すべきことをする
アメリカで朝を迎える
ラッセル・ブファリーノ
プロシュート・ブレッドと自家製ワイン
ダウンタウンの世界へ
ジミー
「あちらこちらの家にペンキを塗っているそうだ」
大きなパラシュートは用意していなかった
銃撃犯はマスクをしていなかった
封筒を持って敬意を表する
メッセージを届けてきてくれ
形骸化してしまう
一介の弁護士でしかない
わが国の精神を冒涜した
ホッファ喜劇団
あいつがしたのは一方的に電話を切ることだけだった

著者等紹介

ブラント,チャールズ[ブラント,チャールズ] [Brandt,Charles]
ニューヨーク生まれ。ブルックリン法科大学で法学博士号取得。司法局に勤務し、デラウェア州検事総長代理にまでなったのち、作家に転じる。ノンフィクション/フィクションの著書多数

高橋知子[タカハシトモコ]
甲南大学文学部卒。英米文学翻訳家。訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

harass

81
マフィアと繋がりがあった労働組合全米トラック運転手協会委員長だったジミー・ホッファの部下、フランクシーランのインタビューをまとめたもの。汚れ仕事もこなしていたアイルランド系のシーランは組合でのし上がり、ホッファから目をかけられるように。ケネディ兄弟の追求に対抗するホッファだが横領で有罪になるところで上巻は終了。エルロイ小説などで馴染みのあるエピソードなどがでてくる。やや読みづらいが、シーランの語りとは別に、著者による背景の解説があり、当時の理解を助けてくれる。下巻に。2020/02/25

NAO

77
全米トラック運転手組合の重鎮ジミー・ホッファ失踪事件の容疑者として執拗な捜査を受けていたアイリッシュマンことフランク・シーラン。「家にペンキを塗る」と称された実行部隊である彼の告白をもとに書かれた本書では、当時のアメリカの闇社会が浮き彫りにされている。上巻では、フランクの生い立ち、戦争体験、闇社会と関わるようになったいきさつが記されているが、中でも、ケネディ暗殺にいたるまでの当時の状況が克明に記されていて、衝撃的だった。2020/05/20

くさてる

19
映画が評判ですが、そちらは未見です。1970年代に全米で話題になった組合の大物失踪事件にかかわったヒットマンによる半生記で、読み応えありました。ケネディ時代のアメリカマフィアに関心がある人は読んで損がないはず。わたしは、マフィアの一員にはならないまま、ヒットマンとして組織に関わり続けた男が、なぜそうなっていったのかという人生の流れに興味をそそられたのですが、それはもう。言葉を失うような、人生です。ノンフィクション好きな方におすすめ。2020/01/04

坊っちゃん

13
読んでいてひたすら疲れた。こんなに読みづらく面倒臭いもの、本当ならもう読むのをやめたい。でも下巻も買っちゃったしなあ。放置しておくと内容を忘れて、「また上巻の最初から…」ってなってしまうので続けて読みますよ、ええ。終盤でJFKが暗殺されますが、下巻からは面白くなるんでしょうか…? 期待一割、不安二割、別にもう誰がどうなってもいいよ、と投げ出したい気持ち七割。(コメント:2020/03/10)2020/03/10

たみき/FLUFFY

7
アイリッシュマンと呼ばれた男、フランク・シーランの語りとインタビューした著者チャールズ・ブラントの文章で構成されている。形式としてはシーランの語った内容についての裏付けや補足として、ブラントの文章が入っている。これによりかなりその時代背景等が、理解しやすくなっているし、視点が第三者からへ移るので狭い見え方にならずに済む。上巻はシーランがラッセルに出会い、ジミーを紹介され、ジミーがボビーとやりあって有罪になるあたりまで。フランク、ラッセル、ジミー各人物の性格などが詳しく書かれている。話が動くのは下巻からか。2019/11/16

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