ハヤカワ文庫
死せる魔女がゆく〈下〉―魔女探偵レイチェル

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  • サイズ 文庫判/ページ数 361p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784150204501
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

あたくしの名前はアイヴィ・タムウッド。“生ける吸血鬼”にして“異界保安局”のもと敏腕捜査官。赤毛の女魔法使いレイチェルといっしょに局をやめ、二人で私立探偵をはじめることにしたのだけれど、まったくレイチェルったら!もと上司のデノンに、首に賞金をかけられるわ、その賞金めあての殺し屋につけ狙われるわ、あげくに大富豪トレントの犯罪を暴くため屋敷に忍びこんで捕まるなんて、ほんとうに手がかかる相棒だわ。

著者等紹介

ハリスン,キム[ハリスン,キム][Harrison,Kim]
1966年生まれ、オハイオ州シンシナティ在住の女性作家。アメリカ中西部の町で、男兄弟に囲まれて育つ。2004年に『死せる魔女がゆく』を発表。PEARL賞ならびにロマンティック・タイムズ・レヴュアーズ・チョイス賞を受賞

月岡小穂[ツキオカサホ]
英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

すけきよ

2
レイチェル以外のキャラの秘密はほとんど残されているんで、完全にシリーズの第1話という作りが、ちょっと癪。ある程度片づけて欲しいよなぁ。それと、アイヴィがほとんど活躍しないのも残念。続きが訳されれば、取り敢えず買うかも。まぁ、一番の見所はレイチェルが百合の貞操の危機のため、アイヴィに怯えるところと吸血鬼のエロ本(笑)。これが2巻にもあるなら絶対買い。2007/09/27

レンズマン

1
死にそうだが死なない。このシリーズも続巻を出さないハヤカワFTは投げっぱなしがひどい。2012/02/04

天翠

1
冒頭読んで「ち、生きてやがったか」とつぶやいたアナタはアイヴィ派ですね? 下巻のグダグダ具合ったらないな。ネズミパートも怪我パートも長すぎるし、無駄にキャラクタ出しといて解決しないまま次のシリーズへってか…。出血多量であんなに動き回ってさすがに何回か死んでるんじゃ?魔法原理の説明もうちょっと欲しいなあ。小道具とかキャラとかいいとこなんだけど、ストーリー展開が微妙ってね。2011/08/29

fuchi-koma

1
ファンタジー+ハードボイルド(?)探偵もの、ではあるが何よりラブコメとして楽しい。相棒の女吸血鬼アイヴィの一挙手一投足にドキドキしっぱなしのレイチェルの(百合めいた)心理描写だけでご飯三杯は軽い。吸血鬼専門のエロ本のくだりは最高。テイストがわりと近いウェン・スペンサー『ティンカー』あたりが好きな人には迷わずオススメできる。2008/12/01

cr19mo9

0
後半は血生臭い展開ですが、主人公一人称視点のがんばり感や空回り感やドタバタ感がテレビドラマ的で重苦しくは無いです(ジャンルは違うけどステファニープラムシリーズを思い出しました)。いかにも第一話終な引きなのに続きの翻訳が無いのが残念。パラロマじゃないアーバンファンタジーがもっと出て良いと思うんだけど…2012/01/08

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