ハヤカワ文庫
勇猛なるジャレグ―暗殺者ヴラド・タルトシュ

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 431p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150204082
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

帝都アドリランカの一角を取りしきるヴラド・タルトシュ。彼はジャレグという小さな竜に似た生き物を使い魔とし、全身に武器をまとい、剣の腕ばかりか妖術にもすぐれた暗殺者としても知られていた。そんな彼のもとに、ドラゲイラ族ジャレグ家の権力者デーモンから、盗みをはたらいたメラーという男の暗殺を依頼される。だが簡単な「殺し」と思えたこの仕事の裏には、帝国を根幹から揺るがす怖るべき陰謀が隠されていた。

著者等紹介

ブルースト,スティーヴン[ブルースト,スティーヴン][Brust,Steven]
1955年生まれ、ハンガリー系移民の血筋を引いている。ミネソタ州でプログラマーとして生計をたてていたが20代半ばで失業。妻のすすめもあって、失業後の数カ月で書き上げた『勇猛なるジャレグ』で1983年にデビュー

金子司[カネコツカサ]
1969年生、1992年明治大学商学部商学科卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

すけきよ

1
全く説明されない固有名詞や事件の名前が、この世界にのめり込むのに効果的で、ハードボイルドタッチのストーリーとよくあっている。ファンタジーなアイテムも、うまく組み込まれているんだよなぁ。あちらを立てればこちらが立たず、と言う状況を、ヴラドが仲間と共に、どうやって解決するのか?魔法によるペテン、という感じなんだけど、その魔法の使い方が、科学っぽいところも、また好み。魔法も万能ではなく、論理的に暗殺計画に組み込まれていくのは、ちょっとダーシー卿シリーズに近いものがあるかも。2006/02/05

RYUJI's_Partner(ATM)

0
再読。相変わらずイイ。2011/09/06

いちみ

0
ファンタジィ、なのにハードボイルド。 感想:http://blog.livedoor.jp/ichimi_10/archives/50357522.html 2006/02/28

レンズマン

0
意外と面白かった。2009/09/11

そそのか

0
おもちろいです。続刊の予定がなさげなのが残念

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/69601
  • ご注意事項