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ハヤカワ文庫
予言の守護者―ベルガリアード物語〈1〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 446p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150203801
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

太古の昔、莫大な力を秘めた宝石“珠”をめぐって神々が熾烈な戦いを繰り広げた。争いの末に魔術師ベルガラスが邪神トラクを倒し、その復活の日まで争いにひとまず終止符を打ったのだった…老人ウルフの語る神話は、平和な農園で暮らす少年ガリオンの一番の楽しみだった。しかし少年の人生はある日を境に一変する。世界の命運を賭け、予言を成就する冒険の旅に連れだされたのだ!大好評ファンタジイ巨篇、新装版登場。

著者等紹介

宇佐川晶子[ウサガワアキコ]
立教大学英米文学科卒、英米文学翻訳家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おかむー

57
高校時代にリアルタイムで読んで四半世紀以上、現行の新装版も三回目ぐらいの再読。それでも相変わらず楽しめます。『たいへんよくできました』。センダリアのファルドー農場で平和に暮らす少年・ガリオンは、母のようなポルおばさん、語り部の老人・ウルフ、鍛冶屋ダーニクとともに旅立つ。その旅はやがて世界の運命へと繋がってゆく。神話から綿密に構成された世界にある国々を旅することでストーリーが進んでゆくロードノベルは『指輪物語』からの派生であることは明らかではあるけれど、物語の根底にある家族愛がこの作品の味というものですね。2015/07/28

翔(かける)

25
やっと読み終わりましたー!壮大なファンタジーの序章だからか、まだ重要な伏線は張られたままなので、主人公ガリオンと同じく手さぐり状態…。ていねいに書かれすぎてるきらいがあるので、なかなか進まずじりじりとしました。物語が一気に加速する途中からおもしろくなるシリーズのようなので、ゆっくり読破したいと思います。2016/06/16

詩歌

20
農園の台所のオーヴン、つまみ食いのやり取りに美しく賢い伯母。両親と死別しようとも最高の環境で育ったガリオンは、大変恵まれている。大人達の都合で連れまわされ、不安で自棄になる少年に寄り添って読む初読も乙だが、シリーズを跨いで繰り返される旅路は周回する度旨味を増す。気心の知れた者同士のユーモア溢れる会話と多神多民族地図歴史、そして個性派揃いの王様王妃様と、周回もメモも取りがいのある豊かな物語。2015/10/16

本木英朗

19
3回目の「ベルガリアード物語」である。1回目は2007年、2回目は2012年にそれぞれ読んでいたが、今回はどうだろうか。話は次のようにして始まる……。太古の昔、莫大な力を秘めた〈珠〉をめぐって神々が熾烈な戦いを繰り広げた。争いの末、魔術師ベルガラスが邪神トラクを倒し、その復活の日まで争いにひとまず終止符を打ったのだった……。あとはまあ読んでくれ。しかしやっぱり面白いねえ、うん。さすがデイヴィッド・エディングスである。次は2巻かなあ。ではでは、また。2019/11/30

tom

18
ファンタジーが好きだ。でも、新しいファンタジーは見当たらない。直近で面白く読んだのは、―十二国記だと思う。その後にも読んだかもしれないけれど、印象には残っていない。そんなところで、この本があることに気づいた。ということで、久しぶりにファンタジーを読みたくなって図書館に注文した。王道の少年の成長物語という風情だけど、今のところ面白いかどうかは不明。でも、持って生まれた特別の能力をいかに導き出すかというところに主眼が置かれてるらしい。これはちょっと珍しい。おまけに何巻も続いている。期待して次巻を図書館に注文。2021/07/24

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