内容説明
予言の引き金が引かれた証拠に、赤い月がのぼるだろう―ジャガンが告げたとおりに、不気味な赤い月が空にかかった。リチャードとカーランはおそるべき予言が現実となりつつあることに、動揺を隠せない。そんななか、アイディンドリルで猟奇的な殺人事件が起こった。その陰に、ある人物の存在を感じたリチャードは、苦悩を深める。同じ頃ゼッドとアン、ヴァーナとウォレン、そしてネイサンもそれぞれ動きはじめていた。
著者等紹介
佐田千織[サダチオリ]
関西大学文学部卒、英米文学翻訳家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。