内容説明
大逆によってナイアル大主将卿が殺されてまもない“光の子”の本拠地“光りの要塞”。その場所で囚われの身となっていたモーゲイズが目にしたのは、巨大怪鳥が背に人を乗せ、暗闇のなか次々と要塞の屋根へと降り立つ光景だった。闇の配下による襲撃か?それとも…!?謎の敵軍襲来により轟音と悲鳴に包まれた“光りの要塞”は瞬く間に陥落した。だがこれはやがて全界中が巻きこまれる恐ろしい戦乱の端緒にすぎなかった。
著者等紹介
斉藤伯好[サイトウハクコウ]
1935年生、明治大学政治経済学部卒、英米文学翻訳家
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感想・レビュー
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AR読書記録
2
わけわからん展開のたびに「これは何かの伏線なんだ、いつかすべてがすっきり理解できる日がくるんだ」と自分を欺き続けて幾星霜。2014/06/20
hirabat
1
読んだ記憶のある最後の巻。アマセラ総統は、黒アジャに歌を仕込まれたり、ショーンチャン人に踊りを覚えさせられたり、受難の度に芸能スキルを磨いているのでそのうち芸人で食べていけそうですね。2012/03/30
hirabat
0
結局、〈光の子〉の大逆事件はなんだったんだろう。ナイニーヴ、エレインの二人組にマットが本格的に絡むと、ますますコメディ色が強くなって、笑いが止まらない。2012/03/29