内容説明
英国植民地の北米、ボストン。ある日、天才少年ベンジャミン・フランクリンは科学者たちの通信文書を傍受する。それは、謎の兵器を完成させるために必要な数式を模索する、敵国フランスの極秘通信文書だった。この正体不明の科学兵器からイギリスを救ってくれるのは、天才科学者ニュートンだけ。そう信じて少年はロンドンへと渡ったのだが、彼の前にあらわれたのはニュートン本人でなく、その若き五人の弟子たちで…。
著者等紹介
キイズ,J.グレゴリイ[キイズ,J.グレゴリイ][Keyes,J.Gregory]
1963年、米国ミシシッピ州生まれ。4歳の時に父親の仕事の都合により、アリゾナ州のナヴァホ族居留地に移り住む。ミシシッピ州立大学を卒業後、結婚し、ジョージア州アセンズにあるジョージア大学で人類学の修士号を取得。同大学で人類学の教鞭をとるかたわら執筆活動を続け、1996年『水の都の王女』(ハヤカワ文庫FT)でデビュー
金子司[カネコツカサ]
1969年生、1992年明治大学商学部商学科卒、英米文学翻訳家
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