内容説明
ウェイラモン大公率いるティア・ケーリエン・アイール合同軍は、サマエルの支配するイレイアンをめざし、着々と軍を進めていた。一方、マット率いる赤手軍も、アル=ソアの計画どおりサマエルを封じこめるべく、エリニン川沿いに驚くほどの速さで進軍していた。だがそのころ、グラエンダルが隠れ住むアラド・ドマン国の宮殿では、サマエルもまた、アル=ソアを倒し自らが副闇王となるための怖るべき密議を重ねていたのだ。
著者等紹介
斉藤伯好[サイトウハクコウ]
1935年生、明治大学政治経済学部卒、英米文学翻訳家
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