内容説明
悪の魔王ダークン・ラールの野望を打ち砕くため、長く苦しい旅を続けてきた探求者リチャード。ついに求めていた“箱”を手に入れるが、喜びもつかの間、敵の罠にはまり、捕らえられてしまう。一方、そのことを知ったカーラン、ゼッド、チェイスの3人は、救出のためラールのもとへと向かう。敵の攻撃をかいくぐりながら、ようやくラールの宮殿にたどり着いた彼らが目にしたものとは!?第一部、感動と衝撃のフィナーレ。
著者等紹介
グッドカインド,テリー[グッドカインド,テリー][Goodkind,Terry]
1949年アメリカ・ネブラスカ州オマハ生まれ。1969年に美術学校を卒業後、画家、家具製造者、工芸品の修復職人などの仕事を転々とする。処女作である『魔道士の掟』が1994年に出版されるや、ファンタジイ界に大旋風を巻き起こし、一躍人気作家となった。現在、アメリカ北東部の森の中で暮らしながら、シリーズを書きつづけている
佐田千織[サダチオリ]
関西大学文学部卒、英米文学翻訳家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
m
1
★★★★★2017/01/15
Noriko Satou
1
★★★★☆ 途中、どうなることか?と、ハラハラしましたが、いや、ストーリー展開ではなく、ジャンルの問題で、このままファンタジーと言うより○ルノ小説になってしまうのかと(笑) でも、その意図がわかってきた最後には感動的な結末だったし、ファンタジーお約束のドラゴンも出てきて、出生の秘密もあって、ファンタジー好きとしてはやはり面白かった!次のシリーズを買いに行ったが、なかなか見つからない。2016/07/14
記憶喪失した男
1
結末ですね。なんか、魔道士の法則その1であっさり終わった気がするですが、敵強すぎたですね。
deltazulu
1
こういう愛もあるのか。まさか悲しく思うとは予想外だったけれど、話が進めば進むほど、ラールの手の内であることが見えてくる展開にやられました。エグいなしかし。もちろん最後は愛が勝つわけですが!にしても、不穏な空気があるので、これからどうなるんだろ。2011/04/25
GAKU
1
おもしろかった。主人公と敵との立場を相対化するってのは、ファンタジーではあまりなかったテクニック。残虐とかいうけど、そこまではないと感じた。残虐に感じられるように表現していたとは思うが。でも、中学生以上向けかなw2010/04/28