内容説明
“白い塔”から忽然と姿を消した青アジャたち。その集結地を必死で探しながら、ナイニーヴとエレイン王女たちはアマディシア国を旅していた。だが、その旅の途上で思いもかけぬ人物に出会った。“白い塔”にいるはずの、エレインの異母兄ガラド公である。しかもあろうことか、彼は“白マント”に身を投じ、将校となっていたのだ!身の危険を感じた一行は、ガラド公から逃れるため、旅の大道芸人一座に紛れこんだが…。
著者等紹介
斉藤伯好[サイトウハクコウ]
1935年生、明治大学政治経済学部卒、英米文学翻訳家
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