内容説明
闇セダーイの放った怖るべき“闇の猟犬”を、かろうじて“禍いの炎”によって倒したのもつかのま、アル=ソアのもとに驚くべき知らせがもたらされた。クーラディン率いるシャイドー・アイールがジャンガイ山道に向かったという。“竜王の壁”を越え、ケーリエンに侵入し掠奪を行なうつもりなのだ。アル=ソアは、ただちに何万ものアイール人を引き連れてルイディーンを出発、戦雲たちこめるケーリエンをめざして旅立った。
著者等紹介
斉藤伯好[サイトウハクコウ]
1935年生、明治大学政治経済学部卒、英米文学翻訳家
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感想・レビュー
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あおさわ
9
久しぶりに読むとほんとみんなギスギスしてるなあ。アル=ソアは一人強くなっていきますが、周りはそれに付き従いつつ、お互いにちくちくとどっちが上か下かと争ってる感じ。そこまで陰湿じゃないんですけどね;信用とか信頼とかできないのかな;火花はあちこちであがっていて、 クーデターはしてみたけど結局まとまってないタール・ヴァロンとも いがみ合いもはじまりそうです。何とか逃げたシウアン様もいろいろ苦労してますね;もうちょっと物事をまっすぐ見られないかなあというのが今回の感想ですね。仲良くしようよ、みんな;2015/10/02
AR読書記録
3
ナイニーヴほんまに人格障害ちゃうんか。2014/02/04
hirabat
1
アル=ソア組、シウアン組、ナイニーヴ組と、三者三様の旅程をお楽しみください。2012/02/18