内容説明
サニーデイルの町は平和を謳歌していた。もう三週間、ヴァンパイアはじめ闇の生き物が一匹も現われていないのだ。おかげでスレイヤー稼業も開店休業状態。暇をもてあましたバフィーは珍しくはりきっていた。来るハロウィーンにまつわる町の不吉な伝説も、かえって歓迎すべきものにさえ思える。しかし、そんなバフィーの心を嘲笑うかのように、ハロウィーンの夜にやってきたのは、身も凍るような強大で純粋な恐怖だった…。
著者等紹介
矢口悟[ヤグチサトル]
1968年生、1994年東京外国語大学ロシヤ語学科卒、英米文学翻訳家
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