内容説明
アイール荒地で、アル=ソアは自らが“夜明けとともに訪れる男”―アイール人の指導者であることを証明した。だが、まさにそのころ、全界は大きく揺れ動いていた。“白い塔”はエライダらの叛乱により赤アジャに支配され、ペドロン・ナイアル率いる“白マント”はタラボン国に触手を伸ばす。そして、自らを“選ばれし者”と呼ぶ闇セダーイたちは、アル=ソアをうち負かすための謀議を繰り返していた…第五部堂々開幕。
著者等紹介
斉藤伯好[サイトウハクコウ]
1935年生、明治大学政治経済学部卒、英米文学翻訳家
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感想・レビュー
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あおさわ
2
新たな悪巧みの萌芽を見せる第一巻で。やっぱりエライダはうまくいかないようで。短絡的で気が短く怒りっぽい。(相当嫌いです)白い塔は早々に分裂しそうで、もう当てにならない。モイレイン様やエグウェーンはまだ知らないし、知ったらどう行動を起こすか楽しみだけどこわい。ナイニーブとエレイン組の動向も気になります。フェインはまだいるんですね;こいつ早く死んでほしいwとことん小悪党なのにしぶとい。さて竜王として立ったアル=ソアは世界を束ねて闇王と戦うことができるのか…。道は遠いんだろうなあ。この物語も先はまだまだ長いw2013/09/02
hirabat
2
タイトルで噴く。闇セダーイの集会で、敵味方それぞれ複数ある勢力が、ひたすら「内外に対して」陰謀を繰り広げる〈時の車輪〉の本領がいよいよ発揮。2012/02/15