内容説明
斃しても斃しても押し寄せてくるトロロークの軍団…トゥー・リバーズを守るため、ペリンに率いられた村人たちは必死で防戦につとめる。一方タンチコでは、ナイニーヴ一行は“総統の宮殿”へ忍びこむことに成功した。だがそこで待ち受けていたのは、怖るべき闇セダーイ、モゲディーンだった。そしてアル=ソアは、遙か異郷の地で、自らが“夜明けとともに訪れる男”であることを証明しようとしていた!第四部、堂々完結。
著者等紹介
斉藤伯好[サイトウハクコウ]
1935年生、明治大学政治経済学部卒、英米文学翻訳家。訳書に『剣の騎士』ムアコック、『テレパスの絆』ニーズン、『ヨブ』ハインライン、『銀河おさわがせマネー』アスプリン(以上早川書房刊)他多数
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
AR読書記録
2
主人公たちが、いろんな経験を経て徐々に強くなっていくという少年ジャンプ型(と勝手に言ってみるけれども)でなく、もともとのポテンシャルがとんでもなく高くて、たいして成長イベントもないうちに、おっそろしい強敵みたいに説明されてる敵に勝ってしまう、というのに違和感を覚える私は少年ジャンプ読んでる方が向いてるのか。2014/01/31
まも
1
急にまとめてきた8巻目。アイール人の偽の竜王、黒アジャとの対決、ペリンの結婚とイベント盛りだくさん。しかし、アイール陣に認められたアルソアは闇セダーイの間の手に・・・・。2013/04/06
hirabat
1
トゥー・リバーズ防衛編に、闇セダーイとタイマン張るナイニーヴ、唐突に回収される伏線と、初めて仲間たちが別々の決着をつける部。いよいよ闇セダーイ同士の陰謀劇も表面化してきて、本シリーズの本領発揮。2012/02/14
あおさわ
0
やっぱり白マント達はクズでした。村人が襲われても完全無視。しかしペリンの身柄だけは拘束しようとしますが…。一喝されてすごすご帰りました。いいとこなし!みごと!ここはかっこよかったです!!そして主人公アル=ソアは、アイール人たちについに「夜明けとともに来る男」=竜王と認められたようです。これでかなりの軍勢を得ることになりますが…。どうも本人たちはまだまだ「嫌だなあ」感が強い…。さあ次は第5部です。女の子達も無事任務を終えますが…。白い塔が;;ホントにどうなるんでしょう2013/05/24