内容説明
北の部族の族長の息子ペルカルは「森の主」の洞窟でついに神の剣を手に入れることに成功した。この“ハルカ”と呼ばれる剣には、七本ある心臓の糸が一本でも残っているかぎり、その使い手を再生することができる怖るべき力が秘められていた!大河の神の力を秘めた南の王国の王女ヘジの呼び声に応えるかのように、ペルカルは大いなる大河を下り、ノール王国へと導かれていくが…期待の俊英が描く傑作ファンタジイ巨篇。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
レンズマン
2
二人が出会うまでが長い!じいちゃん無事でよかった。2011/08/03
こみ
0
独特な世界観の構築が見事。人物の背景、動機づけもしっかりしていて安心して読める。頭が大きすぎて足が何をしているか分からない、という神や、英雄の歌が愚か者の行為から愚かさを除いたもの、という例えが面白い。英雄、が作られていく過程の多くは確かにこういうものかもしれない。2016/11/26
kei
0
☆☆☆☆2011/07/25
reeree
0
原題「The Waterborn」大河の神を祭る大国の王女ヘジと、放牧民の若者ペルカルの物語。ペルカルかっこえー。ハルカ無双な姿はまさに悪鬼。大河の神が「取り替えっ子」とも呼ばれている理由が下巻で明かされるかと思ってたけどそんな話は出てきませんでした。続編「神住む森の勇者(The Blackgod)」が出てるそうなので、そのへんは続編で明かされるのかな?2010/05/02
金木犀
0
FT238 199710初版