ハヤカワ文庫<br> 水の都の王女〈上〉

ハヤカワ文庫
水の都の王女〈上〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 331p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150202378
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

大河の神が唯一神として君臨し、その力を授かった王が絶対的権力をもって統治するノール王国。この国の王女ヘジも12歳となり、大河の神の力を発現しつつあった。一方はるか北の大地では、あらゆるものに神々が宿っていた。美しい小川の女神を恋する族長の息子ペルカルは、重大な使命を帯びて「森の主」に会うべく旅立ったが…南国の王女ヘジと北の部族の族長の息子ペルカルの数奇な運命を描く傑作異世界ファンタジイ。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

レンズマン

1
ファンタジー作品ってつかみが難しい。ヘジサイドはいいがペルカルサイドは主人公に共感できない。2011/07/28

こみ

0
独特な世界観の構築が見事。神と人間との関わり方から垣間見える世界の秩序、バランスが世界観に深みを与えている。人物の背景、動機づけもしっかりしていて安心して読める。2016/11/23

栗淳

0
★★★★☆ヘジとペルカルのまったく違う物語が最後にどうまとまるのかが楽しみです。2016/01/27

kei

0
☆☆☆☆2011/07/16

reeree

0
原題「The Waterborn」大河の神を祭る大国の王女ヘジと、放牧民の若者ペルカルの物語が交互に展開されていきます。ペルカルの暮らす場所はいろんな神がいて、彼の冒険は私好みのファンタジー世界です。神様がたくさんいる世界は日本人から見て親しみやすい世界観ですよね。祟り神も出てきます。気に入った箇所。185頁より。「もし、巨大な神、たとえば牧草地の神のようでありながら、想像もつかないほど大きな神が一人しかいなかったら、神々はみないないも同然だ。」2010/04/30

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