内容説明
Tシャツの上に黒の革ジャン、懐には銀のナイフを忍ばせ、美しいその顔には常に瞳を隠すサングラス…彼女の名はソーニャ・ブルー。彼女には、人の目には見えぬこの世界の真の姿を見ることができた。この世界に重なって存在する「真世界」―そこは、吸血鬼、人狼、オーグルが人の身体をまとって闊歩する驚くべき世界だった。そして彼こそ、この「偽装者」たちを次々と倒してゆく、怖るべき力を秘めたハンターであった。英国幻想文学賞、ブラム・ストーカー賞受賞。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
miroku
18
さすがと唸らせられる部分もあるが、なんか読みにくい・・・。主人公の視点に絞り込んだほうが良かったと思う。2012/03/03
Ai
8
『アンダーワールド』など、ゴスパンクっぽいヴァンパイアもののはしりなのかな。主人公の過去が壮絶だが、読ませる。2019/05/20
Masa
5
読了。好みとしてはそれなり。でもなんかこう、惹き込まれるものを感じた。硬質な文体が小気味良い。性行為が差し込まれる頻度に少し辟易。その描写、いりますぅ?2023/05/17
5〇5
3
あらまあ、人狼、亡者、吸血鬼などが人間社会に紛れ込んでるステキな世界が舞台なのねぇ。モンスターハンターのヒロインはかっこいい吸血鬼だけど多重人格的でちょっと複雑キャラね。カルトあり、エロスあり、バイオレンスありで映像化すると面白そうね。あと、日本でのエピソードがあるけどそこは欧米人のイメージする日本なのはご愛敬。🧛🏻♀️2023/11/20
優
3
我慢して読んだけど、暴力と性的な場面が多すぎるのでもううんざりして途中でやめた2023/02/23