内容説明
よき魔法使いハンフリーの一家が失踪するという大事件が起きてから、三年がすぎた。ザンスの住人たちの必死の捜索のかいもなく、魔法使いの一家はみつからない。そこで、九歳のドルフ王子は決心した―魔法使いはぼくがみつけてみせるぞ!手がかりは、ハンフリーが居城に残した「ヘブン・セントへのスケルトン・キー」という伝言だ。たよりになる骸骨男のマロウをお供に、ドルフ王子の魔法使いをさがす旅が始まった。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ベック
5
相変わらず、なんやかやとトラブルが起こって、あれやこれやといろんな生物が登場してガヤガヤと物語がすすんでゆくが、これがめっぽう楽しい。そして倫理や道徳の真剣な問題がさりげなく提示されて、読み手も真剣に悩んでしまう。ラスト近くで出てくる問題はマイケル・サンデルの白熱講義で取り上げられてもおかしくないものだものね。ドルフ王子、9歳にして人生の深い教訓を学んだわけだ。2014/05/07
Saiid al-Halawi
3
まったく、大人の陰謀とはかくも!2015/12/25
kuma-kichi
1
ドルフ王子、モテモテです! どう解決していくのか、期待!2014/10/19
Gen5
0
ザンス11巻。ドルフ王子とナーダ王女とエレクトラ王女だっけ?
金木犀
0
FT227 199611初版 ザンス11