内容説明
事件はそれだけでは終わらなかった。ヘイスティングズ一家のペットの猫が惨殺されたばかりか、農場の庭から噂どおり埋蔵金が掘り出されたのだ。また、農場をめぐる謎を解き明かそうとしていた一家の友人は森で妖精を目撃する。そしてついに、双子の弟が何ものかに連れ去られた…魔の世界へと!「リフトウォー・サーガ」の著者が新境地を切り開き、全米ベストセラーとなったダーク・ファンタジィ巨篇、待望の文庫化。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Doris
1
妖精の国に入ってがっぷりやり合う下巻。あまりにも視覚的に説明されると、かえって妖精のリアルさが薄れる気もするけれど、やっぱり楽しい。すごい。ラストにも、うーん、そうか、そうなるか!って。妖精の出てくる本で検索してもこの本が出ないのは不思議。私の中では、妖精の本と言ったら最初に読んだ20余年前からこれが一番だ。2022/07/28
ocean
0
レイモンド・E・フィーストの1988年発表の小説。アイルランドなどの妖精伝承を現代アメリカに持って来てアメリカ風モダン・ホラーに仕立てた作品。特に前半は冗長。また、全般に成金の無粋な人たちが右往左往するばかりの物語で、善悪を超えた存在としての妖精の不気味な美しさ、恐ろしさは良く表現されていると思いますが、物語としての面白みには欠けます。ちょっと残念。 2014/12/21
かもめ
0
ダークファンタジー。読んだのはかなり前だけど、時間を忘れて読みふけった。
丰
0
19960731
金木犀
0
FT223 1996.7初版