ハヤカワ文庫<br> フェアリー・テール〈上〉

ハヤカワ文庫
フェアリー・テール〈上〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 377p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150202224
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

ヘイスティングズ一家が移り住んだアメリカ東部の農場には、妙な噂がつきまとっていた。前の持ち主の経歴がひどく謎めいているうえに、地所内に大量の金が埋められているというのだ。さらに、農場裏手の森は「妖精の森」と呼ばれ、地元の人々は夜歩くのを避けていた。だが、ヘイスティングズ夫妻は格別気にはとめなかった。娘が森でレイプされかかり、双子の息子のひとりが森の川で不気味な生き物に襲われるまでは…。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Doris

1
かなり昔に読んだものを再読。やっぱり面白い。ダークホラーだけれど、すぐ近くで息づく妖精達がリアルで美しく怖い。かなりの場面を記憶していて、自分でも余程印象的だったんだろうなと思う。特にこの上巻は、現れる妖精が美しく怖く官能的でもあり、ときどきする。身体の奥深くどんどん潜り込む小さな妖精の矢とか、すごい……。2022/07/26

あおき

1
妖精が出てくる物語はそれなりに読んだけど、この本がかなり印象に残る面白さ。初読は中学生だったかな。読み返すとやっぱり面白かった。アメリカの田舎に引っ越してきた一家のお話で、夏至を過ぎたころから様々なトラブルに悩まされるようになる。娘・ガブリエルが妖精に魅了される描写は妖しくも美しい。大人たちは歴史や民俗学から敵を探り、直感で敵を悟る幼い双子は向こうの流儀で戦う。2017/06/20

ユノ

0
後半どうなるのー!2010/09/30

0
19960731

金木犀

0
FT222 1996.7初版

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